ジュテーム小村の執筆日誌

ジュテーム小村

第1話 2023/3/1 近況ノートでやれ

 エッセイを書くようになったらその作家は終わりだと思う。

 アマチュア作家の創作論など聞くに堪えないし、日常で思ったことを聞いてほしいなら家族か友人にでも話してほしい。


 非リア、今で言う陰キャの話は面白いというイメージがあるが、なんでかって言うと陰キャは面白い話以外誰にも聞いてもらえないから、偶然面白い話してるのを聞いた時以外観測されてないだけなんだよね。

 陰キャというか、親しみのない人間、思い入れのない人間の話なんて面白く仕上がったエピソードトーク、漫才、コント、小話じゃないと聞く気になれない。


 金持ちのジョークは常に面白い、なんて言葉もある。

 多くの人の関心を集めるような立場からなら多少退屈な話をしたところで聞いてもらえるものだ。

 クラスの人気者、権力を持つ上司や取引先、惚れ込んだ美女の話なんてないように関係なくみんな必死で聞く。

 観測者のレベルを下げる戦略もある。男臭いオタサーなら同年代の女性ってだけでお姫様だし、その現象を商業利用したのがVtuberとかだ。

 その究極が犬、猫、赤ちゃんだろう。くしゃみ一つで聴衆は沸く。


 作家と読者なんて赤の他人だ。

 誰かに何か読んでほしいなら、せめて面白い物語の一つでもかきあげてからお出しするのが礼儀というものだろう。

 書籍化すらしていないアマチュア作家が「徒然なるままに思考を綴りました」とかキリ番ゲット時代の個人HPみたいな物を書いたところで誰が喜ぶというのだ。



 というわけで、この日誌では今後の更新予定などを書いていく。

 近況ノートでやるのが一般的なんだろうが、カクヨム誕生祭とやらでこの2023年3月中は更新頻度を上げることでリワードが配られる「カクマラソン」というキャンペーンをやっているのだ。

 31日連続更新で3,000リワード。まあ大の大人が3千円のために大騒ぎするのも何だが、もともと長らく執筆できていない状況に焦ってはいたのだ。

 これをきっかけに31日連続更新を目標として、PCの前に立つ習慣をつけたい。


 まずは『モブ底辺~』の続きを書いていくのが筋だろう。

 エタ作品を頑張って更新したところで誰も読んでなんてくれない、とは過去作のヒロインにも言わせたセリフだし、先日別の作家さんとお話した時も「それじゃモチベ続かないですよ!」と言われたが、下手に新作を書いてもウケるかどうかに一喜一憂して筆が重くなる気がする。

 まずは心残りになってる過去作の続きをキリのいいところまで書いていこう。

 3月中に第二章D級編の終わりまで書き切れればかなり上等だろう。


 それができたら次は『世界唯一の~』の第一章ソラリス編を、その次は黒雛アスカを最後まで書けるといいかな。

 訳あってある程度時間に融通が効くようになってきたので問題はモチベとアイデアだけなのだ。



 執筆ペース的にかつてのノリだと毎日更新は実際不可能。

 なので、以前なら一話の更新で3シーンくらい入れていたのを1シーンごとの分割更新でやっていってみよう。

 それでも一日一話小説を書くのはキツイので、更新できない時はこの日誌で今後の予定を書きなぐってお茶を濁すことにする。

 そんなに報告することもないだろうから、更新に対する反応への感想やその後の展開の予定などを書くかもしれない。殆どは「反応がなくて辛い」みたいなことを言うことになるんだろうが。

 唐突に暇空茜の公金不正追求に対する持論を語りだしたり迷惑系Youtuberへ苦言を呈したり淫獄団地の考察を始めたり子育てエッセイのようなことを書いたり美味しいラーメンの話をしたら、「ああ、書くことがないんだな」と暖かく見守って欲しい。


 また読者さん的にこちらの都合など関係ないのだが、少し出来は大目に見てもらいたい。

 なにしろブランクが長いのだ。

 最後にモブ底辺を更新したのが22年6月。9か月もサボっているのだ。

 この程度の文章を書くのにもずいぶん時間を書けてしまっている。



 何にせよ、明日2023年3月2日にはモブ底辺の次のエピソードを更新する。

 ここはすでに昔書いた部分の前半部分を載せるだけなので約束できる。

 その先のことはわからない。

 31日どころか、3日で途絶える可能性も大いにある。


 明日の自分に期待する。

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