熱中症カラータイマー

 今日は、熱中症カラータイマーが2回も鳴った。

 説明しよう。熱中症カラータイマーとは、私の体の中から聞こえる、熱中症警戒レベルの緊急警報の事である。


 今朝は、墓参りに行ったが、線香に火をともした時、すでに鳴り始めていた。

 点滅が終わりに近づくと、極めて危険な脱水症状が起り、トイレに行っても、おしっこが出なくなる。

 体温は上がったり下がったりして、時々冷や汗をかく。呼吸が荒くなり、しゃべりにくくなる。

 その手前で、「直ちに移動せよ。汗が引いてても着替えを済ませ、頭や脇を冷やせ!」と脳の奥から指令が出る。


 帰宅して、一休みしてから、買物に出た。

 自転車にカバーをした時、また熱中症カラータイマーが鳴り始めた。

 自分自身にあらゆるケアをし、横になると、熱中症カラータイマーが鳴り止み、いつもの「耳鳴り」に変わった。

 大袈裟に書いたが、「熱中症アラート」がずっと出ていて、「梅雨明け宣言」も出た。

 無闇に動か無ければ、大丈夫・・・かどうかは神のみぞ知る。

 ー完ー

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