第5話 それは生き霊か、幻覚か
怖い話というか、これは実話なのだろうか、それとも私が見た夢なのだろうか。
先ほどの事だ。
ずっとというか、2日3日ほどそのままにしていた、自作絵を投稿したわけである。
それは説明のためであった。
ただ、説明のためにあげただけである。
大事なことなので2度言っただけである。
果たしてその後である。
喫茶店に行き、最近の毎日のルーティーン、甘いものを食べるのが毎日の日課となっており、もうすでに、通っている喫茶店には、ブラックで良いですよね、と言われる位には通っている。
まぁ、東京煉瓦という言うケーキは、水戸芸術館のサザコーヒーなら、芸術館の会員と言う奴に入れば、安く食べられるので、それにカフェインレス、まぁ、昭和生まれなので、体を気づかって、カフェインは少量摂取につとめているのである。
傘をとって、散歩でもしようかと思っていたら、視線を感じるのである。
大平峻也さんの視線である。
なんだかよくわからないが、ここは水戸だ。
彼は今東京都内にいるはずである。
視線を感じるのは、生き霊を飛ばされたか、おそらく、私の中にある罪悪感と言うものだろう。
とは言え、生き霊は怖い。
成仏してもらうために、せっせと絵を描いたのは言うまでもない。
果たして、とは思う。
あれは本当に、生き霊だったのだろうか。
姿、かたちを変えた先祖の霊という可能性もある。
もしかしたらこれから、25年ぶりに、後輩生の舞台を見に行くと言うことが、私の精神に影響及ぼしたのだろうか。
奇妙な縁だが。
確か、大平峻也さんも子役出身だし、確か、彼が演じた役は、いや、別の役かもしれないが。
奇妙なことに、私ははっきりとは記憶していないが、私の直接の後輩は、テニミュに出ているらしい。
ここまで狭い世界だからこそ、芸能界は争いが絶えないのではないかと私は思う。
5話目、終わり。
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