2月22日(木)

 朝から雨、とても寒い。今日のお昼はカップ麺にしようと決める。寒いので、湯気の立つ物が食べたい。

 コンビニでほうれん草の胡麻和え的なお惣菜と、ゆで卵を買って出勤。これで今日の繁忙を乗り越えます。


 猫の日ということで、朝から写真フォルダを覗いて猫ちゃんの画像を探してタグを付けてツイートする。

 今と違う社屋にいたころ、食事をする部屋の狭さに耐えかねて、職場の近所の公園でご飯を食べていたことがあります。もちろん、ぼっち飯。

 しつこく近寄ってくるハトをじっと見ながらご飯を食べていると、ハトの背後の草むらがカサカサと揺れて猫ちゃんが現れました。ハト、さすがに逃げます。ありがとう、猫ちゃん。ありがとう。あなたのおかげでお昼ご飯が保たれました。そう思ったのも束の間、猫ちゃんは私の正面にどっしり腰を据えると、ハト以上の熱視線で私のお弁当を見つめるのでした。

 それで、たまに卵焼きをあげるなどの交流が始まったのですが、ある日、公園の外に車が停まりました。

「ねぇ、」

 振り返ると、某社の営業車に乗ったビジネスマンが窓から身を乗り出しています。なんだろう、道を聞きたいのかな?

「ご飯食べに行かない?」

 ……な、な、……ナンパだ〜〜〜!!!笑

 今思い返すと突拍子のなさで笑ってしまうのですが、当時はそれがすごく不気味で(普通の人は社名入りの営業車でナンパしない。ですよね、日◯紅茶さん。しかも、制服姿で公園でぼっち飯きめてるオバ……おねーさんを。)、何らかの事件に巻き込まれたら嫌だなという思いから、公園ぼっち飯は終幕となったのでした。

 あの時の猫ちゃん、妙に毛並みが良いし、人慣れしてたし、たぶんどこかの飼い猫さんだったんでしょうね。その節は卵焼きをあげてしまってすみませんでした。


 夫から飲んで帰ると連絡があったので、惣菜など少し買って、フォロワーさんのゲーム実況を観ながらのんびりと食べる。ゲームは私の得意分野の乙女ゲー。かなり歳下のフォロワーさんなので、心の叫びがいちいち初々しく、とても楽しい。


 あと、偽物川小説大賞の講評を頂きました。いつもながらの細やかさと、少しの乱暴さが入り混じった絶妙な講評、大変嬉しくありがたいものです。柔らかく尻を蹴飛ばす塩梅ですね。こちらはまた、近況ノートの方にお礼を書きたいと思います。ありがとうございました!

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