ヒルビリー(7.5.2)
[能力]
移動速度:4.6m/s
脅威範囲:32m
■チェーンソーダッシュ
速度:10.2m/s
チャージ時間:2.5sec
チャージ中速度:3.68m/s
命中時硬直:2.7sec
外した時の硬直:2.5sec
硬直時移動速度:1.84m/s
チェーンソーの音がする範囲:60m
急旋回可能時間:1sec
■オーバードライブ
オーバードライブ持続時間:20sec
チャージ速度5%上昇(2.375sec)
チェーンソーダッシュ速度:13m/s
硬直時間10%短縮(命中時2.43sec、外した時2.25sec)
[調整情報]
ヒルビリーは7.5.0で大きな調整が入ったが、その後、7.5.1と7.5.2のアップデートでさらに少し調整を受けている。
■チェーンソーダッシュ
硬直時移動速度:2.3m/s→1.84m/s
急旋回可能時間:0.75sec→1sec
■アドオン
「トンプソンズ・ミックス」 12%→10%、オーバードライブ時無効
「油を差したスロットル」 8%→5%、オーバードライブ時無効
[基本情報]
『悪魔のいけにえ』のレザーフェイスを意識したキラー。しかし後にレザーフェイス本人が参戦することになる。
『悪魔のいけにえ』はヒルビリーホラーのはしりと言われている。田舎は怖いよね、というタイプのホラーのこと。このキャラがヒルビリーという名前なのはそういうこと。
ヒルビリーはチェーンソーを振りかぶると、なぜかダッシュできる。
チェーンソーのエンジン音も相まって、バイクで暴走する世紀末のモヒカンチンピラの気分になる。とにかくダッシュしまくるだけで楽しい。
高速移動かつ一撃ダウン能力持ちだが、チェーンソーを当てるのは簡単ではない。ダッシュ中は旋回能力が低くなるためかわされやすい。また、屋内マップや複雑な地形では性能を発揮しづらくなる。
チェーンソーの回転はある程度の時間保持できるが、その間移動速度は落ちる。
一撃ダウンは魅力的だが、狙いすぎるとサバイバーに戦術がバレて対策されるし、チェイスに時間がかかる。あまりチェーンソーに執着せず、通常攻撃も織り交ぜて立ち回ったほうが、結果的にダウンペースも早くなるだろう。
チェーンソーは高速移動手段くらいに考えておくほうがいいと思う。当てられるタイミングがあればラッキーということで。
必中タイミングならもちろん使うべきだし、そうでない場合は、外してもなるべく損しない使い方を考えた方がいい。距離が詰められるとか、サバイバーの逃走方向を制限できるとか。
チェーンソーダッシュ中は旋回性能が落ちるが、出始めの1秒は大きく旋回できる。これを利用して、障害物を回り込むようにチェーンソーダッシュを出すのを直角ビリーという。主に板グルでチェーンソーを当てるためのテクニック。
ただ、うまく当てられるようになるにはだいぶ練習が必要で、使えるポイントも限られている。
ネットでは直角ビリーが使えないとヒルビリーは勝てないみたいな雰囲気があるが、使えなくても何も問題ない。
使えないと板グルで時間を稼がれてしまうのは事実だが、直角ビリーを狙おうとして駆け引きをするほうが時間がかかる場合もある。どのキラーにも言えることだが、板グルでは下手に駆け引きしないでさっさと当たりに行ったほうが早い。
7.5.0でヒルビリーの性能には大幅な調整が入った。その際にオーバードライブモードが追加された。
チェーンソーの回転を保持し続けることでメーターが上がり、メーターが満タンになると20秒間、チェーンソーの性能が大幅に上がる。
[アドオン]
ヒルビリーはノーアドオンでも十分な能力を持つため、アドオンの選択幅は広め。
高性能なアドオンにはデメリットも付随するため、そのデメリットを背負ってでも使用すべきかは考える必要がある。
「同調済みのキャブレター」は、移動速度が4.4m/sに低下する代わりに、チェーンソーのチャージが20%短縮される。以前はベリーレアだったがウルレアに昇格した。
以前は、移動速度の低下デメリットが厳しかったために、あまり使用されることのなかったアドオンだったが、私は良く使っていた。
今だと、これと「トンプソンズ・ミックス」の組み合わせが相当ヤバいと思われる。チェーンソーをミスっても即座に再チャージからチェーンソーを振れるように。
「玉虫色の彫刻」は、チェーンソーダッシュの速度が20%上昇する代わりにチャージ時間が12%伸びる。
以前から最も使われていたアドオンだったが、7.5.0でレアからウルレアに昇格してコストが高くなった。
チェーンソーダッシュ速度を大幅に上昇させることで、サバイバーに避けるまもなくチェーンソーを当てやすくなる。操作性が悪化することと、チャージ時間が伸びるのがネック。
オーバードライブモード実装により、このアドオンがなくても以前の彫刻ビリー的な立ち回りはできるようになっている。
「汚れたスリッパ」は、チェーンソーダッシュを2秒維持すると探知不可になる。基本的には「頂点のマフラー」と組み合わせる用のアドオン。
実戦でダッシュを2秒維持できることはあまりなく、探知不可になってもチェーンソーの音は聞こえるので、使い勝手は良くない。
「頂点のマフラー」は、心音範囲外のサバイバーにチェーンソーの音が聞こえなくなる。「汚れたスリッパ」や、探知不可、無感覚パークと組み合わせることで、チェーンソーで奇襲しやすくなる。
「トンプソンズ・ミックス」、「油を差したスロットル」は、チェーンソーダッシュ後の硬直時間を短縮する。ただしオーバードライブ中は効果なし。
チェーンソーをミスってもすぐ再追跡、再チャージ可能になる、なかなかヤバいアドオン。2つ重ねるとさらに強烈に。
7.5.1、7.5.2で少しずつ弱体化したが、現状でもこのアドオンの強力さは健在。
トンプソンズ・ミックスで2.5sec→2.25sec(オーバードライブ時と同じ)、2つ重ねで2.125secとなる。
ここの運営がお馬鹿なのは、強力なアドオンを重ねがけ可能にしている点である。だからバランスブレイカーな効果になってしまう。
トンプソンズ・ミックスの効果を12%にして、油を差したスロットルを別の効果にすればいいのにと思う。たとえば、オーバードライブ時のみ硬直を5%短縮するとか。
「スパイク付きブーツ」、「親父のブーツ」は、チェーンソーダッシュ中に曲がりやすくなる。操作性アップでチェーンソーダッシュが使いやすくなる。
「つり合いおもり」は、ダッシュ出始めの急旋回ができなくなり、直角ビリーができなくなるアドオン。存在意義が不明な謎アドオン。
[私の基本構成]
アドオン:「トンプソンズ・ミックス」「スパイク付きブーツ」
パーク:「まやかし」「死人のスイッチ」「戦慄」「イタチが飛び出した」
トンプソンズ・ミックスでチェーンソー空振り時の隙を減らし、スパイク付きブーツで使い勝手を向上させる。
今の環境では窓が強いので、まやかしは持っておきたい。あとは、イタチと、発電機封鎖系パーク。
■静音ビリー
アドオン:「頂点のマフラー」「トンプソンズ・ミックス」
パーク:「玩具」「ペンティメント」「まやかし」「死人のスイッチ」
頂点のマフラーがベリーレアになり、静音ビリーが使いやすくなった。私の好きな玩具が使える構成。
アドオンは、この構成なら本当はスパイク付きブーツにしたいが、トンプソンズ・ミックスが強力なので外したくない。
[私の使用感]
ヒルビリーは使っていて楽しい。とりあえずチェーンソーダッシュで暴走しまくるだけで楽しい。
以前は趣味的なキラーだったが、7.5.0で大幅にパワーアップし、シャレにならない強さになった。
特に、トンプソンズ・ミックスと油を差したスロットルでチェーンソーの硬直を短縮したビリーはかなりヤバい。
7.5.2で調整が入ったが、それでもまだ充分強力。チェーンソーダッシュの硬直は従来と同等に戻されたが、オーバードライブやアドオンで短縮できるため、依然として従来より使いやすい。
むしろ、代わりに強化された急旋回受付時間延長の恩恵が大きく、使い勝手は向上している。CPUはチェーンソーダッシュに対して鬼回避をしてくるため、今までは動きを見切っていてもなかなか当たらなかったが、この調整によりだいぶ当てやすくなった。CPU相手でも当てやすいということは、実戦でもかなり有効ということである。
[固有パーク]
ヒルビリーの固有パークは、必須とはいえないものばかり。ただ、持っておいて損はないとも言える。BPに余裕があればパーク目当てで育ててもいいと思う。
●「不屈」
パレットスタンの時間を50%短縮する。
板グルで駆け引きしなくて良くなる。実は結構、チェイス時間短縮に貢献する。
「怨霊の怒り」と組み合わせると、ほぼ確定でダメージを入れられる。さらに「ヒュブリス」もあれば無傷からのダウンがほぼ確定。ただ、3枠も使ってやることなのかは微妙ではある。
●「光より出でし者」
ライトスタンしなくなり、目眩ましをしてきたサバイバーのオーラが10秒見える。
ライト煽りにムカつくあなたに。
ただ、ライトスタンは気をつければ回避可能なので、できれば使わずに切り抜ける術を学びたい。
「地雷爆破」は、目眩まし状態にはならないが、スタンはする。
●「ガラクタいじり」
発電機の修理進行度が70%以上になると通知され、16秒間探知不可になる。この効果は1つの発電機に対して1回のみ発動する。
効果自体は強力だが、発電機1つあたり1回しか発動しないのが難点。
どの発電機が修理されそうかを通知してくれると同時に、探知不可も付けてくれる、なかなか便利なパークではある。
発電機に直接ワープできるナイトメアや、それに準じる能力を持つテレポート系キラー、あとは、高速移動手段を持つヒルビリーやブライトでも使いやすい。
[サバイバー側の対策]
サバイバーとして対峙するときは、ヒルビリーの使用経験が役に立つ。救助狩りに戻ってくるタイミングや、どう逃げればチェーンソーが当てづらいかなどがわかるから対処しやすい。
距離が近い時に普通に殴ってくるヒルビリーと、執拗にチェーンソーを狙ってくるヒルビリーがいて、それぞれ対処法が変わってくる。
チェーンソーを狙ってくるヒルビリー相手には、細かい障害物を利用しながら距離を稼ぐ。回転保持した状態で密着されるとアウトなので、とにかく距離を離すことと、常に障害物を挟むことが大事。
当てられると思わせてチェーンソーを出させ、ぎりぎり回避できる微妙な間合いを掴めるとチェイスを引き伸ばせる。
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