第282話 ~主要~ ※登場人物紹介(6/6)

※新しく加える情報あり



◇フレミージュ、十六歳(フルフェデル種族という隣町に多い種族)


 綺麗な黒髪は二つに結っても腰まであるほど長く、切れ長な目に瞳は淡緑色。八重歯が魅力で笑顔を絶やさない、アメジストの同級生。

 性格は太陽のように明るく、友人も多い。

【第209話、参照】


 様々な種族がいる学校へ通いたいと故郷を出て、両親とも離れて暮らす。


 放課後、アメジストの迎えにいつもは目立たぬよう姿を見せないジャニスティが出入口門まで来ていたことで他の生徒をざわつかせてしまう。周囲の邪推じゃすいした口ぶりや、コソコソと話す声が聞こえ、アメジストは困惑する。

 そこへフレミージュが現れ、学校でも有名な名家や旧家の上級生である御嬢様方を相手に臆することなく意見し、その場を収めた。とても正義感の強い素敵な女の子である。


 一瞬、ジャニスティへ向けた目線が気になる所だ。

【第242~244話、参照】



◆カオメド=オグディア、二十代後半。

『隣街からの訪問者(オニキスの商談相手)』


 宝石や派手な格好が好きだというカオメドは、赤系混じりの一風変わった髪色と、薄い茶系の瞳をしている。いつも爽やかに話す彼の第一印象は、誰もが口を揃えて「好青年だ」と言う。


 普段は自信満々、意気揚々な性格で明るく振る舞うが、一度ひとたび怒り狂うと人が変わったように瞳の色が濃くなり、暗がりでもなぜか? 瞳孔が縮む(通常の瞳は、暗闇では瞳孔が大きくなる)。

【第224話、参照】


 半年程で急成長を遂げている商社の社長。

 隣町以外でも名を知らぬ者はいないほどの有能な腕利きだというが、裏では『若き権力者』との異名を持つ。しかしその“からくり”は彼の手に宿る魔力によるものであった。

【第147、148話、第206話、参照】

(第199~205話、関連あり)


 怪しげな魔法により、善良なこの街の者たちの心を操り、まんまと祭典の出店許可証を手にする。邪悪で不穏な“暗示”をかけた極めて悪質商人だということが判明した。あのエデが「生きてきた長い人生の中でも一番、危険だ」と不気味がるほどの相手だ。


 スピナと密会をしていた相手で、親密な関係。ころころと変化する口調や表情はまるで“避役(カメレオン)”のようである。そしてこの密会現場でスピナはカオメドへ何か、よからぬ悪策を依頼。

【第163、169話、参照】

(第161~168話、関連あり)



✧°˖✧


 以上、登場人物紹介でした!

 今後も楽しんで下されば幸いです。

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