第25話 コミチのモフモフ

リビングに行くと、コミチが朝ごはんを作ってくれていた。


「❨おはよう。❩」


《おはようございます。》

《朝ごはんは、目玉焼きです。》


❨わ〜い!❩


「❨いただきます。❩」


❨美味し〜。❩


「美味しいですね。」


《初めて目玉焼き作ったのですが、上手くできていて良かったです。》


朝ごはんを食べたあとに、


「コミチ、しっぽがボサボサだけど大丈夫?」


《えぇっと、その、なんと言うか、ブラッシングしている時間がなかったんですよね。》


「なら、僕がブラッシングしてあげるよ。」


《ご主人にそんなことできませんよ。》


「いいから、してあげるから。」


❨主、私は?❩


「今さっきしてたでしょう?」


❨えぇ〜、コミチばっかりズルい!❩


《コチカが、ねだってますからやってあげてください。》


「仕方がない、コチカもコミチもブラッシングしてあげるよ。」


❨やった〜。❩


《ご主人、ありがとうございます。》


コチカのしっぽをブラッシングしてから、コミチのしっぽをブラッシングした。

スーユさんが来た。


〔なんや!モフモフセンサーが反応してると思たら!天国ですか?〕


「《❨いいえ、違います。❩》」


〔お願い!モフらして!〕


❨嫌なのだ。❩


「今さっきモフってたからな〜。」


《しっぽを触りたいんですか?いいですよ。》


〔ありがとうな〜。〕


スーユさんは、50分程モフっていた。


《ご主人、疲れました。》


「おつかれ。」


「スーユさん、コミチのしっぽのさわり心地はどうでした?」


〔しなやかで、ツヤがあり、優しいモフモフだったで〜。〕


「さすが、スーユさん。完璧にコミチのしっぽのさわり心地を言っている。」

「じゃあ、僕もしっぽモフらして下さい。」


《うっ、いいですよ。でも今回だけですよ?》


「やった〜〜!」


1時間半ぐらいのモフってしまった。


《ご主人、そろそろもとに戻ってください!!》


「えぇ〜、あとちょっとだけモフらして。」


《駄目です。》


仕方がないので、モフるのをやめた。

コミチのしっぽは、しなやかで、ツヤがあり、一生顔をうめときたい、モフモフだった。

ユウキくんやリョウナくんがジト目で、僕を見ていた。


「どうしたの?」


『いや〜、入りにくかっだけ。』


〘なんか、入ったら行けない雰囲気だったから。〙 


なんか、変態度がましたきがした。

ユウキくん達も朝ごはんを食べたので、僕達は、冒険者ギルドに向かった。

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