第8話 服屋にて

お昼ご飯の騒動から、1時間ほど後のことユウキくんの服を買いに来たのだ。

しかし、盲点だった。まさか、鳥人族用の服が無いなんて。

でも、考えてみるとあたり前だった。

獣人族は、そこそこいても、鳥人族は、あまりいないのだから。あと、この街は少し小さいからだろう。


どうする、「ないなら作ってもらうしかない」

そう想い、ユウキくんの要望も入れながら少し高くなったが、服の注文をした。見た目は、完全に、ゴスロリ服+メイド服だ。正直、引いた。………。


ついでに、僕の服も探した。前に買ったフードによく似合う服があったのでそれも買ってみた。

パーカーに、ズボン、嫌だが一応スカート、パジャマや帽子も買った。自分の姿に合わえるために、ズボン、スカート、パジャマには、しっぽが出る部分を、帽子は耳が出る部分を切ってもらった。


それから、3時間後、ユウキくんのメイド服が完成した。カラスの翼があるところに穴があいていた。あと、飛んでいるときに、パンツが見えないようにズボンとスカートがくっついたようなスカートだった。


「良かったね。」と、言ったらユウキくんは、笑顔でうなずいた。


服屋を出る頃には、夕方だったので、宿に行って受付嬢に、ユウキくんの説明をして一緒の部屋にしてもらった。ユウキくんも、受付嬢とは仲良くなっていた。


ご飯を食べたあと、自分の部屋に行くとユウキくんは、爆睡していた。


明日は、もう一人の友達を召喚しようと決めて、ベットに入るのであった。

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