己の末路

軽快なステップを歪なリズムで踏みながら階段を降りてくる奴を見つめていた。そして、奴は鏡に写るみたいに俺の前に立ちはだかり、不気味にニヤリと笑うと「ソイ!」とか何とか叫んで、狂気じみた笑い声を上げながら去っていった。


あんな風になりたくないな。

俺は、チョコを口いっぱいに頬張った。

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