少しでも長く

中学生が実習で、私が働く老人ホームに来た。皆真面目に取り組んでるおかげで、利用者さん達が喜んで……あ、あの子、誰彼構わず孫だと勘違いする利用者さんに絡まれてる。私が止めようとすると、上司に制された。


「あの方の本当の孫なの……病気で余命僅かな子だから、少しでもいさせてあげて」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る