第5話 KAC20231の③「本屋」の書き出しの感情

 毎日更新目標、3/5分の更新になります。


 KAC20231の方に感銘を受けた作品がありましたため、

 そちらのお題も再度紹介したいと思います。

 お題は「本屋」


 紹介作品のテーマは「書き出しの感情」

 レビューの方は、気になってしまったものをご紹介です。



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 ◆目次


【作品紹介】

 ①戸田猫丸様  本屋

 ②センセイ  〖KAC20231〗二人二色


【レビュー紹介】

 ③橘 紀里様  『ルバイヤート』に『魍魎の匣』あの本はどんな味——って⁉︎


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 ①戸田猫丸様  本屋

 https://kakuyomu.jp/works/16817330653894313128


 レビューコメント

 https://kakuyomu.jp/works/16817330653894313128/reviews/16817330654018689088


 私はキャッチコピーの秀逸さに惹かれました。

「関心を惹くキャッチコピーなど要らない」

 このキャッチコピー、すごく興味惹きませんか?

 何が始まるんだろうって。


 続いて、冒頭一文引用させて頂きます。

 ──────

 私は、本屋が好きである。

 ──────


 こんな一文で始まるエッセイです。

 私はここで、釘付けでした。

 何を語ってくれるんだろうって。

 ドキドキワクワクでした。

 そして、その後は期待を裏切らない文章。


 言葉の節々にセンスが光ります。

「エッセイ」っていう先入観で読んでいたので、そんな綺麗な表現するのーってそこにも驚きました。

 ぐいぐいと、引き寄せられて。

 この作品が、異世界の欠片だと思わせてくれる、そんな作品でした。


 綺麗な表現だけでも、是非。




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 ②センセイ  〖KAC20231〗二人二色

 https://kakuyomu.jp/works/16817330653872471420



 https://kakuyomu.jp/works/16817330653872471420/reviews/16817330654025954397


 こちらもですね、タイトルが秀逸と思いました。

 二人二色。何のことなのかなって、勝手に解釈してレビューコメント送らせてもらっています。

 色の異なる二人のお話と思いました。


 続いて、冒頭一文引用させて頂きます。

 ──────

 僕は漫画が嫌いだ。

 ──────


 こちらの小説は、先ほどと変わって、負の感情から始まっています。

 こういう書き出し、とても好きでして、すごく気持ち込められているって感じています。


 漫画嫌いな高校教師(科目は国語)が主人公として進められる物語です。

 他に女子高生が出てきます。


「漫画を探す君と、小説を探す僕。」というキャッチコピーにもある通り、

 主人公は小説を探してるんですけど、少女は漫画を探している。


 相容れないような二人と思うんですけれども、段々と近づきあい。

 最終的には……。


 というお話です。

 女子高校生の黒木ちゃんが、めちゃくちゃかわいいです。

 私が耳元、弱いのかもしれないです。笑


 好きなものが違う二人は、色が違う。

 そんな二人の色。


 私は、どちらの色も綺麗に残ったマーブルカラーを想像しました。

 あえてどちらかの色に染まらない。

 どちらの色も尊重しあう。

「オタク仲間」と、そんなタグが付いていますが、私は純愛を感じています。

(恋愛脳です。笑)


 女性同士が恋愛がしづらい関係であるように、

 高校教師と女子高生もまた、恋愛が許されないような関係。

 その二人の心が通うことは、恋愛に発展できないからこそ、尊いものがあると思います。


 オススメです。




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 ③橘 紀里様  『ルバイヤート』に『魍魎の匣』あの本はどんな味——って⁉

 https://kakuyomu.jp/works/16817330653907246442/reviews/16817330653966178197


 タイトル見ても、そこまで私はピンと来なくて。

 伏線を張っているところに感づけず。(;^_^A

 なんだろなーと思って、レビューコメント読んでいたら、ヒントをくれていました。

 短編ですけれども、簡単あらすじを紹介してくれていまして、それでいてレビューコメントしている「橘 紀里」様が楽しんでいる感じがとても伝わりました。

 難しい本のタイトルを味わいたいかって、私はちょっと、遠慮しようかなと思いました。笑


 私だったら、甘い恋愛ものを所望いたします。笑


 と、そんなお話をしたくなるようなレビューコメントでした。

 そして、そんな思いにさせてくれる小説でした。

 どうぞ、ご賞味あれ。


「ご賞味あれ」という、そんな言い回しもレビューコメントにありまして。

 本を「味わう」物語に対して、さりげない言い回しで、とても良かったです。

 レビューコメントに、コメントを送れないが残念でなりませんね。


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 3/5分の更新は以上です。

 また明日お会いしましょう!

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