第2話

死神ちゃんは言った


来沙さん捕まっててくださいね…


今から魔界へ移動します


来沙は死神ちゃんの手を繋ぎ言った

絶対に…魔王を倒そうな…


死神ちゃんは微笑みながら笑った

はい!


そして、魔界に付いた

辺りは血の気で飢えており


野獣がたくさん居るところだった

なので、来沙達は野獣に

囲まれてしまった


『私が倒す…私が守る!』


やめてください!


死神ちゃんは大きい声で止めた


だが、遅かった…

来沙の左腕が食われた


死神ちゃんは怒りを覚えた


自分のちっぽけな目的を

やろうと言ってくれた恩人

自分と一緒の考えの恩人に


手出ししたこと、


死神ちゃんは両手の鎌を振り回した

恩人の仇を取るために

両目が光りました…


そして、野獣を鎌で倒そうとした瞬間

野獣が来沙を持ち盾にしました

死神ちゃんは鎌を止めました


そして、野獣が鎌を取り

死神ちゃんに鎌を刺しました


腹から黒い血が流れました…

死神ちゃんが無理と思った瞬間


上から何かが降ってきました

降ってきたのは、来沙でした、


『人間が弱いなんて常識は無い

そんなルールがあるから野獣!

お前らは勝てないんだよ!』


野獣達は野獣のハンマーを持った来沙に

叩き潰されました


野獣達は帰って行きました


死神ちゃんは泣いた顔で言いました

ごめんなさい…私が

弱いせいで…すみません…


大丈夫だ、後ね


人が迷惑をかけたらごめんなさいっていう

ルールも要らないと思う

だって言葉しか発してないじゃん


私達がルールなんてぶっ壊してこ!


死神ちゃんは明るい表情で言いました


はい!!

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