応援コメント

戦勝記念国際観艦式特別演習」への応援コメント

  • 日本の戦艦長門は二度の原爆実験(二回目の実験の際には機雷を括り着けて実施)に曝されて誰にも見られずに静かに沈んだ、例え敗戦してもなお日本海軍の軍艦として最後の最後まで堂々とした姿を見せた名艦と言える最後であった。
    日本は伝統的に地名や旧国名、山や目出度い空想上の動物等の名前を軍艦に名付ける(これは海上自衛隊にも受け継がれている)が海外では君主や高級軍人、壮絶な戦死をした軍人の名前を軍艦に名付ける、これは文化の違いであるからどちらが良い悪いでは無い、しかしこの様に敗戦となった後に辱しめを受ける事を考えるとまだ日本の命名規則の方が良い気がする。

    作者からの返信

    まずは、反応有難う御座います。
    早いもので3月初頭から書き始めた吾まだ死せずもそろそろ11月半ばとなって参りました。あと小1章分、つまりは5~8エピソード+後口上を残すのみとなりましたが、流石に10万PVの大台に乗るには日刊でないと厳しいみたいですね(汗
    ……月に数日、一万文字書けたとしても、日刊は難しいか(涙
    さて、反応内容の返信でございますが……。

    まあ私個人の所感になりますが、連中は初めから負けた後のことを考えていなかったのでしょう。まあ無論、勝てると踏んで戦争を仕掛けたのでしょうから当然と言えば当然かも知れませんが、実際に叙述世界のようなことになったらどれだけの憎しみを以て処刑台に立たされるか、理解していないのでしょう。アフリカのことわざになりますが、「斧は忘れるが木は忘れない」ともいいますからね。
    まあ尤も、私がなぜ「クイーン・エリザベス」を特に、ことさらに敗戦の象徴として沈めたことを描写したかと言いますと、最近にも「クイーン・エリザベス」は存在しており、没後アラブ・アフリカならびにインド方面から歓喜と罵声の嵐であった反応を考慮し、だったら叙述世界ではなおのことそうなるよな、と思い、イギリス敗戦の象徴として、アメリカ合衆国の軍艦よりも先に「そういった描写」を以て出迎えようと思いました。
    アラームラーメン氏の仰るとおり、これは文明の属性が異なるからであり、その属性に優劣は存在しないということは自明の理ではございますが、ではなぜそのような属性の差違が生じたかということを考慮した場合、本朝は基本的人権が太古より存在しており、天朝こと天皇陛下ですら国民、というかまあ人民、をそれぞれの氏神、即ち国津神より預かっているだけだと自覚しており、ゆえに軍艦にそれぞれの氏神の最も古い形、即ち地名を命名則に取り入れたのではないかと考慮できます。
    それに対して欧米がなぜ君主の名などを命名則に取り入れたかと言えば、欧米では領土にいる人民は領主の持ち物と認識されており、ゆえに「人権」というものを近現代になってからようやく「発明」したという経緯があり、ゆえに領主程度しか誇るべき歴史が存在しないのではないかと思われます。他の海外、即ちアメリカ合衆国を含めた地の多くでそういった風習が存在するのは、近現代になって欧州列強が各地を侵掠し、文明を掠奪し未来を破壊した結果、そういう欧州式の風習が広まったのではないかと愚考する次第でございます。

    (編集内容:ここの空白を開けただけ)
    次のエピソード、即ち第79エピソードから、まあ90までは行かないでしょうが、後口上までは、また練り上げてお出しする形になるので、本日を含め更新は不可能ではございますが、年末まで、長引いても一周年までには完結できると……保証、はできませんが、確信をもって期限を設けることと致しましょう。
    一応、電撃文庫にも完結が条件として書かれておりますからね。

    ではでは えねこ拝