幸せ

この世界はまるで平和に見えるけれど


細い路地裏、ベッドの隅に

いつだって【それ】は潜んでいる



遠くに見えるあの灯りも

夜が更ければ消えてしまうし


優しく微笑むあの三日月も

夜が明ければ消えてしまうわ



幸せなんていつだって

感触のない不確かなものなのね

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