【システム】

スキルポイント

 レベルというモノは存在せず。

 経験点というモノも存在しない。


 代わりにモンスターを討伐してスキルポイント=SPを得られる。

 そのSPの総獲得量の最大値は100,000ポイント。


 ただし100,000ポイント程度では、ゲーム内のスキルを網羅することは到底できない。

 SPはステータス強化にも使用するため、常にプレイヤーは取捨選択を迫られ、接続数10万人のプレイヤーが居るのだとしたら、装備もステータスもスキルも、誰一人として同じ者は存在せず、10万通りのプレイスタイルがある。



 また、モンスター討伐時のSPの獲得も特徴的で。


 基本的に、レイドボス級の敵以外は、1匹で1ポイントのSPが獲得上限となる。

 キャラクターが強くなり、狩場の適正を過ぎると、獲得SPが小数点以下に激減していく仕様だ。

 

 減り方も、1.0⇒0.9⇒0.8とか生易しいモノでは無く。

 1.0⇒0.5⇒0.1⇒0.05 という劇的な減り方なのが特徴。


 故に、弱い魔物の群れを一網打尽にする狩り方と、適正の魔物を1匹狩ることの差が少なくなる。

 パーティを組んでもSPは分配ではなく、個別に獲得であり、個別獲得の後に適性係数がかかる。

 そのため、パーティを組んで適性の魔物を次々に狩ることが一番効率が良い。



 許容範囲は、課金することで、魔物に個別に設定されている適正数値から最大2000Kまで緩和される。

 つまり、適正65000の敵は、67Kのキャラクターまでは、1SP獲得になる。


 また、パーティを組めば、さらに許容範囲が広がり最大5000まで許容される。

 そのため。

 例えば4人パーティで適正65000SPの魔物を倒すとする。

 70Kまでは1SP獲得となるので。

 それぞれ、65K、40K、72K 99Kのメンバーの場合。

 1匹あたり、65K⇒1ポイント 40K⇒1ポイント 72K⇒0.1ポイント 99K≒0ポイント

 となる。

 

 以下、適正緩和に関するバリエーション。


 無課金      =緩和なし

 無課金+パーティ =3000

 月200円課金  =1000  

 月200+パーティ=4000

 月1000    =2000

 月1000パーティ=5000

 

【種族特徴強化】

 

 SP獲得1000毎に、キャラクターの種族に応じて、ステータスボーナスや、種族スキルを自動習得する。

 種族スキルにもスキルレベルがあり、特徴強化に合わせて自動で上がっていく。

 また、吸血鬼や獣人などは、種族らしさの調整が可能(一度変更すると再変更は課金アイテムが必要)


 第二世界スフェリカでは、種族強化の基準にもなる1000ポイントで区切って、100Kなどと呼称し、これをレベルの代わりに利用する文化がプレイヤーの間では根付いている。

 

 


 追記:


 闇の住人は、SPの獲得補正が光の住人と違っている。

 闇の住人は、魔物を狩っても、最大で0.5ポイントしかスキルポイントが得られない。

 代わりに、光の種族(プレイヤー、NPC問わず)を狩れば最大1.5ポイントとなっている。


 また、魔物狩り、NPC狩り、共に適正狩場を外れても獲得SPの減少は非常に緩やかになっている。

 なので、弱い魔物をまとめて狩ったり、弱いNPCを狩るなどでも十分な効率を確保できる。

 

 





 

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