ニトロパンクスと新未来ソクラテス（短編集その10）
新作・１ラリー物語「お手並み拝見」

前のエピソード――なんて卑怯なカレー屋だ！

「おい、授業中だぞ、寝るんじゃない」

「寝ているこっちが悪いみたいな言い方ですけど……『寝かせない』授業をするのが先生側の腕の見せ所じゃないんですか？

　教員免許を取って満足しちゃダメですよ――『興味を引き続ける』授業をする……淡々と教えるだけなら、教科書を読めばいいだけですし。

　どうして先生が生徒の前にいるのか、再確認が必要なのでは？」

作者を応援しよう！

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

応援したユーザー

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る

次のエピソード新作・１ラリー物語「無関係」