精神科と診断とミス

そろそろ本格的に行動しようと頑張ってみた葵ちゃん、精神科に行って性同一性障害か診てもらう事にしました。


「予約する精神科、家の近くでいっか!」


とりあえず早く行ってみようと言った感じで葵ちゃんは電話をかけて向かう事にしました。


「予約は3週間後まで〜」

「そうですか...」


「ツーツーツー」

「やって無かった...」


精神科は予約が埋まっている場合が多かったり、いつやってるのかバラバラなので手探りで探す事に。


「予約すぐにとれますよ」

「お願いします!」


多少苦労はしましたが予約をとる事が出来たので、色々な事をしていたら遂に当日になりました。


「ドキドキするけど頑張らないと」


予約時効より10分前に入りました、どうやら早めに入った方がいいそうで早く診察が終わる場合もあるからみたいです。


「お名前は?」

「葵です」

「どうして〜」


しばらく問答をしながら、おじいちゃんのお医者さんの話を聞いて、という寄りも私が質問するよりお医者さんが勝手に話続けていました、精神科はどうやら時間で支払いが加算されてしまうので、早めに終わらせてくれるのは以外にも優しいお医者さんなのだとかで、わざとやってるんじゃ?って思いながら聞いていましたが、結果は性同一性障害かは分からないという事になりました。


「また見てほしいなら来なさい」


おじいちゃん先生だったのであれなのかなと思うかもしれませんが分からないと言うのは正解でそもそも診断するにはテストが必要なので、簡単に判別出来るものでは無いので、テストが出来る病院か確実なのは大学病院に行くのがいいそうなのです、大学病院なら紹介状が必要なのでハードルは少し上がってしまいます。


「お会計は2000〜」


思ったより高くてびっくりですが、とりあえず知識は得られたので良しとしよう!といった感じになった葵ちゃんでした。

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女の子になれますか? 幸せとは何か @hdfigdgic3576

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