『詩然』【詩】【5900編目】

片喰藤火

『詩然』【詩】【5900編目】

詩然


ああそうなんだって気づいて欲しい

それを言葉にするのは難しいけどさ


自らそれらを然りと学ぶなら

自然は先生と呼ぶに相応しい

だから敬おう


あなたの心が感じた詩

支離滅裂で拙くとも

声で唱えて世界に聞かせれば

誰かが気付いてくれるでしょう


ああそうなんだって分かって欲しい

それを証明するのは難しいけどさ


自らそれらを然りと悟るなら

自然を理と言っても相違ない

だから尊ぼう


あなたの答えを導く詩

荒唐無稽で突飛でも

文字に刻んで未来に残せば

誰かの疑問に寄り添うでしょう


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

『詩然』【詩】【5900編目】 片喰藤火 @touka_katabami

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ