第23首 大江千里(古今集)

月見れば ちぢにものこそ 悲しけれ わが身一つの 秋にはあらねど


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秋の月を眺めてていると、様々と思い起こされ物悲しいことです。秋はわたしひとりだけにやって来たのではないのですが。


(出典:百人一首.com)

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筆をとると。

様々のことを思い出します。


傷ついたことや。

傷つけたこと。


奇麗な人生なんて。

ありは、しないけど。


月は。

私のことを、みんな知っているのですね。


今宵は。

貴方への想いを。


月と共に、綴ろうと思いましたけど。

月は、何でもお見通しでした。(笑)


ではでは。

お休みなさい。


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大江 千里(おおえ の ちさと)は、平安時代前期の貴族・歌人。参議・大江音人の子。一説では従四位下・大江玉淵の子。官位は正五位下・式部権大輔。中古三十六歌仙の一人。


経歴

大学寮で学び、清和朝にて菅原是善らと『貞観格式』の撰集に参画している。醍醐朝にて中務少丞・兵部少丞・兵部大丞などを務める。この他、家集『句題和歌』の詞書から伊予権守や式部権大輔を歴任していたことが知られる。


宇多天皇の頃の歌合に参加、寛平9年(897年)宇多天皇の勅命により家集『句題和歌』(大江千里集)を撰集・献上している。『古今和歌集』の10首を始めとして、以降の勅撰和歌集に25首が入集している。歌は儒家風で『白氏文集』の詩句を和歌によって表現しようとしたところに特徴がある。一方で大学で学んだ儒者であるが、漢詩作品はほとんど残っていない。



※ウイキペディア フリー百科事典より





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