第3首 柿本人麻呂(拾遺集)(表紙付)

挿絵を兼ねた表紙を描いてみました。

イメージを共有いただければ幸いです。


https://kakuyomu.jp/users/0035toto/news/16817330657339022771


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あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の ながながし夜を ひとりかも寝む


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夜になると、雄と雌が離れて寝るという山鳥だが、その山鳥の長く垂れ下がった尾のように、こんなにも長い長い夜を、私もまた、(あなたと離れて)ひとり寂しく寝るのだろうか。


(出典:百人一首.com)

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今夜の月は満ちる二日前。

私の手元にある文を照らすには少し暗いけど。


思い出の中の貴方は。

あの頃のまま、美しくて。


だから。

歌を詠みたくなったのです。


会いたい気持ちを噛みしめながら。

長い夜を一人、過ごしています。


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柿本 人麻呂(かきのもと の ひとまろ、斉明天皇6年(660年)頃 - 神亀元年(724年)3月18日)は、飛鳥時代の歌人。名は「人麿」とも表記される。後世、山部赤人と共に歌聖と呼ばれ、称えられている。三十六歌仙の一人で、平安時代からは「人丸」と表記されることが多い。


※ウイキペディア フリー百科事典より



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