魔物使いの魔物図鑑

Mにゃん

プロローグ

第1話 プロローグ

「最近、未来って早く帰ってるよね?どうしてなの?今まで動物見かけては寄り道してたのに。」

私、山本未来は中学校の終学活が終わり帰ろうとすると親友の矢神由美がそう質問してきた。

「えっと、いろいろあってね。」

「あんなに寄り道してた未来が?!たかが用事で!」

「これは本当に大切な用事だから。じゃあ。」

「ちょっ、matt...。」

**********

「ただいまー」

「おかえり、未来。またあそこ行くの?」

「うん。」

「気をつけなさいよ。周りに迷惑かけないようにね。」

「はーい。」

そう言って私は制服を着替える。私には秘密がある。

「行ってきまーす。」

「いってらっしゃい。」

私はドアを開ける。開けるとそこは異世界だった。

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