眠れない夜に命を削る

名前のない痛みに一人

勝手に苦しんで傷つく


この症状に名前がほしい

名前がなければ孤独だ


“あの頃”よりずっと辛くない

一人じゃないって知っている

なのに、妙にかなしい

どこにも行けない気がした

それが杞憂でも


時折思い出すように纏う

憂鬱を持て余している


息をしていたいと望んだ

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