幸せを求めた男
彼女と付き合って半年。彼女といるのは楽しい。でも他の付き合ってる連中と比べると物足りない気がする。だから別れた。もっといい彼女を作ればもっと幸せになれると思ったんだ。
彼女は泣いていた。ごめん。君の事は大好きだったよ。
でも、何かが足りないんだ…
何人かと付き合ったけどすぐに別れた。彼女達と過ごすのは楽しかった。
…でも…まだ物足りない。
彼女達に問題は無かった。いろんなタイプの子と付き合ったけど皆それぞれの魅力があった。
…でも…そこの2人のほうが幸せそうなんだよね。
あの2人は付き合ってると思う。俺もあんな風に幸せになりたい。彼女となら幸せになれるんじゃないだろうか。何故か嫌がられた。でも諦めたくない。君は理想の女性なんだ。君と幸せになりたいんだ。だから俺と付き合って欲しい。その為ならなんだってするよ…
彼を説得して別れてもらった。抵抗されたけど、2本くらいで済んだ。これで彼女も気兼ねなく俺と付き合えるだろう。彼と別れて悲しんでいる彼女を支えた。彼女はやっと俺に心を開いてくれた。
彼女と付き合って3か月。彼女はとても尽くしてくれる。一緒にいると幸せな気分になれた。
……もっと…良い彼女がいるかもしれない
彼女と別れる事にした。君の事は愛してる。一緒にいられて幸せだった。でも…俺はもっと幸せになりたいんだ。
彼女は泣きすがってきた。俺は幸せを探す。だから君も幸せになって。
あれからしばらく経った。まだ理想の女性は見つからない。他の男と付き合っている女性はあんなに幸せそうなのに…俺と付き合うとなると幸せじゃなくなるのか?いや、相性とかもあるだろう。
だから今日も幸せそうな女性を探す。俺を幸せにしてもらう為に…
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