第147話 敬老の日
敬老の日が近かろうがなんだろうが今日だろうが。
通常運転でわたしは両親に頼り切りです。
二人とももう立派に孫がいるおじいちゃん、おばあちゃんです。若いといえば若いけど。
朝からこれ、あげる!
母からズボンを二本もらいました。
セールの戦利品だと思います。
ひとつは普通の色だったのですが、もう一本はショッキングピンクみたいな色だったと思います。
……眠気で覚えてませんが。
「……は、で、だ、よ」
がくっ
と寝た気がします。
明鏡止水のお洋服はこうして手に入れることが多いです。ありがたいことにタダ!
ぽっちゃりお腹のせいでL Lしか履けないのですけど。数字?インチにすると八十を超える、のか?
とにかく上も下も試着が必至。
親から貰ってばかりです。
自分で自分の服を買うお金すらケチリます。
また、職業訓練の必要なものに派手じゃない、華美でもないジャージ、とありました。
ジャージ。
上下売ってる店、あった気がするけど運転が心配。
ここでも、忙しいのに父に車を運転してもらって買いに行ったら、服屋って。意外と。
下のズボンのジャージだけは豊富で上、無さすぎじゃないですか?
父が上下セットを発見してくれてよかった!と思ったら5セットくらいしかなくて、L Lサイズはその中でひとつしかない。しかも、ラインの色が派手。
……べつに、全体が蛍光色って訳じゃないから、ラインの色はセーフかな。黒とか紺だし。全体的には。地味なジャージ、ゲット。
更に。
マックですき焼き味の、新メニューの月見バーガーまで買ってもらいました。しかも、セット。
尽くされまくり。
どうしよう。
ちなみに困ったことがある。
敬老の日なので親戚の子が工作を持って可愛くやってくる。
それは良いのだ。
ただ、わたしは長時間、親戚の子を一人で見ていることができない。どんなにおとなしくてもいい子たちでも。
体が緊張して、午後九時とかにはもう、限界。あらかじめ頓服薬でストレスを軽減させておいて、パニックになりそうならもう一錠。
子供の面倒も長時間見られないとは。
情けない、とは感じない。ただ、この焦り、って。
なに。
わたしの場合。
状況を楽しみながら、人生のメリハリを感じながら、程よいストレスを感じてそれを受け流す古武術みたいなテクが足りない?鍛えられてない?
機能させずに、メンヘラな子とかに捕まったり、自分がメンヘラになったりしている。メンヘラな割に友達はいないので深夜に鬼電したくなる、LINE連投する彼氏とかもいたことがない。人間、つながらなければそもそも迷惑かけないこともあるし、それだと孤独で、でも、ポツンと一軒家なんて番組もあるし。
なんの話だ。
敬老の日のはなしだ。
お年寄り、お年寄り。二〇二五年問題とか、いろいろあるらしい。重く考えたくないなー。やることやっていればいつか自分も未来を生きる子どもを持つことができるかなー、パートナーいないけど。
とりあえず、家族や親戚といるだけで、心がすり減ってパニックになりそうな明鏡止水でした。
色々お野菜とかお夕飯とか、いただいているのに、子守りや家庭での役割すら果たしきれない自分。
親戚の子のオムツやら入浴やらすら、子供のお世話ができないアラフォーです。
薬さえ効けば、心にゆとりがあるのなら。
とりあえず、明日からも頑張ります。
まずは早起き。もう、十一時半です。
両親、今日もお疲れ様。
今年も素晴らしいおじいちゃんとおばあちゃんと、孫たちでしたね。
せめて、おばさんとして、わたしも彼らの良いおばちゃんとして記憶に残れたら良いです。
たまに、遺書とかよぎります。
蔵書の中には珍しいイラストが使われた、もう売っていない本があるから賢く値段を付けて売れ、とか。
実は、人生は一回きりと思い切って。
大人のオモチャを購入してしまったけれど持て余している。
とある場所に保管してあるからリチウム電池とやらの発火に気をつけて。
……いや、これは、おばさんが責任を持って処理しなければいけない。でも、どう捨てればいいの。バリバリに解体して早朝燃えるゴミなのか不燃ごみなのか、とにかく処理する。
あとはー、やっぱり本。小説だけじゃなくイラスト集や漫画の特典の紙や小色紙、ボードなど、マニア向けのものがある。
捨てずに良いところへ売って欲しい。まとめて近くの買取屋さんへ持って行くよりは、メルカリとかヤフオク!とか。
忙しいと思うけど、活用して欲しい。
おばちゃんに難しかったこと、やらなかったこと、やれなかったこと、すまんが、頼むよ。
まあ、今週の文ストのアニメ絶対見なきゃだし最終回も気になるから、あと貯金あるうちになんか使い切るくらい人生を、人生しないと。
なんか、とにかく、もう、十一時半過ぎちゃったからさ。
明日が来るんだよ。
みなさん、たとえ親族や友人、孫や養子。
子孫が、次世代が、世継ぎがいなくても。
とりあえず、おやすみ。
明日、あさが来たらおはようございます。
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