第144話 とまどいと乗り物恐怖症

明鏡止水は新たなスタートをきった。

ハローワークに何度か足を運び、とある職業訓練に気の進むんだか、どうなんだかわからない興味を持ち応募。

選考。

カリキュラムにも参加します!宣言

統合失調症であることも落ちることを想定しながらも申告!

そして、合格!


第一難関。乗り物恐怖症!電車!

今のところお薬が効いててだいじょうぶ。

内部の内容!

言えない!SNSにも書いちゃダメ!載せちゃダメ!

トラブルの元です。徹底しております。


父がねー、

「いままでぜんぶ中途半端だったから頑張って」だって。

わたしの人生、勝手に全部中途半端にしないで。

留年も転編入もうつ病も、退職も一人暮らしも。

人生の色々なことをちゃんと節目節目で手続きして病気になって動けなくなりながら過ごしてきたデリケートな時間なんだよ。

まだ、始まったばかりなんですけどね。

内容は念のため言わないでおきます。

しかし、悩みが一つ。


実習があるんです。あと、どこかを見学するとか。

その時の移動が車、らしい。


乗り物恐怖症でちゃう。


ちなみにわたしの乗り物恐怖症の対策は。


まず一番は頓服薬を先に飲んでおくことです。

前は飲んでもストレスが多くて発作が誘発されていたようですが今は横浜も池袋も行けたんだもの!

交通網についての自信とかはありませんが、電車を行きたいところに行ける乗り物、として楽しめてきました。


次に飲料。


無論、発作が出た時に追加で薬を飲むため。ないと焦ります。

そして、スマートフォン絶対必要。YouTubeでマイリストのお気に入りの音楽をかけてなんとかリラックスする。あと単純に無いと不安でそれもそれでパニックになる。スマホ、絶対手放したく無い。


次、飴玉。これも大事。 


緊張で喉が渇いて張り付くようで余計にストレスを感じていると実感してしまう。かといって、貴重な水分をずっと摂取しているのはちょっと。

おトイレの回数も困るし。

そんな時、飴玉を口内に入れておくと、なんと、不安が軽減されたんです。いつ気づいたんだっけなあ。発見した時感動はなくて、いつの間にか。

楽だから、飴玉舐めてよう。

という心境でいたら電車には必需品になってました。これも無いと焦る。

リュックサックのなかはジップロックに入れた飴玉が幅をきかせている。


見学と実習、うまくいくといいな。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る