第134話 惰眠、ハロワ、市役所、コピー機へ
今日も暑かったです。
といっても外出したのは散々惰眠を貪った午後の二時。ちなみに昨日は東京をちょこっと歩いただけでこの反動か、ってくらい動きませんでした。三年寝太郎してもおかしくない。
ハローワークに確認したいことがあったから。頑張って外出。またお風呂に入れてなくて頭皮の脂の匂いが気になります。
と、そのまえに。寄るところ。
市役所。
うつ病の方や統合失調症の方、パニック障害の方。精神疾患、って言われるとなんか、「精神の、〝疾患〟かあ……」と一度はがっかりとも違うし空しいとも違うし、残念とも違う。
いっそ通り越して、唖然、という感覚。もう脳が脳のせいのくせに唖然とする。
そんな病気の救い、自立支援医療制度!
普通に払ったら二千円くらいは通常の診察と同じでかかるところを、嬉しいのか、助かるのか、なんと一回ワンコイン。くらい?
病院の先生とさえ相性が合えば、ああ、「救い」のある社会だなあ、と思えなくもない。
いや、実際思わなければいけないのか。
急に三ヶ月の猶予とかもなく派遣の契機満了が唐突に一ヶ月で来た明鏡止水さんは、現場でもうまく仕事ができず、一緒に仕事するデキる人とはコミュニケーションが取れず、そういう環境になるとすぐに動けなくなるんです。結果満了を待たずしてリタイア。
他者にとっては厄介でしょうがないでしょうね。
でも、メンタル面としか言いようがない。
お風呂入れない。運転下手でスーパーへ買い物行けない、缶詰がつめたいおかず、チョコレートを近くのドラッグストアみたいなところで買ってきて雪山のごとく過ごす。
一人暮らし自体は誰にも咳払いされないし、シャワー浴びれなくて職場の人に匂いで噂されちゃったけど、入れる時は入れるし。米はちゃんと無洗米で三号炊いてラップで保存するし。
ただもう、レトルトはいや。
あと、自宅にいた時に貧乏時代スパゲッティの乾麺ばっかり茹でてトップバリューのソースばかり使ってたのが嫌で今全く茹でない。
たまに母が茹でるのでパスタ分浮いたお金で高いソースを買っておくと母が大量に作って元のソースの味とか値段とか気遣いとかどっうでもよくなる時があるのでそのスパゲッティはほっとくか、残ったのを残飯処理する。
親が七十代になってもこんな感じかな。
ふとこう思う。
今はなにか肉とか野菜とかきのこを炒めるのが好き。これ自体は実家でできる唯一の喜び!ガス使い放題とかではなくて炒め放題。
揚げ物も食べたいけど注意力低下してるからやらない方がいいかな、と思っている。
自立支援の話に戻ると、保険証とかいろいろ変わるのでね、更新?書き換え?です。
あれ、地味に大変ですよね。木曜だから市役所の駐車場すいてるかなー、と思いながら運転苦手明鏡止水はわざわざ歩きで参戦!
結果、駐車場、いっぱいでしたし、空いててもわたしのテクではバック駐車できないやつです、ハイ。
直射日光、お前の勝ちだがな、市役所にだって緑のカーテンや魚の泳ぐ水場があるのだ!
さすがにミストはないけど!
続いてハローワーク。
どうやら重要な書類は規定の日に届く予定だったので質問に来たわたしはフライングになってしまったらしい。郵便が来るなんて思わなかったのだ。しかし、代わりの書類をいただけたので今回はそれのコピーをとあるところに提出するだけ。
我が家のコピー機は黒印刷が二つとも壊れているのでドラッグストアへ白黒印刷一枚五円で任せている。この間釣り銭回収するの忘れて多分十円損した。
そしたら、お菓子はマロン系、パンはさつまいも系で賑やかなパッケージの食べ物たち。いつのまにかピスタチオは姿を消したんだい?
お金は使ってなるものか、これからかかるのだから!と思いながら母にお芋パンをいくつか買っていった。
先日のコンビニスイーツは一つもヒットせず、いつもわたしがひとりで甘いもの山盛り買って満足しているみたいになっている。
さて、帰宅後!
空腹の母が選んだ食品は!
「お腹空いちゃった」
……わたしがとっておいた、バターの香り香しい冷凍ピラフ。
え、わたしだって、ピラフ食べたかったのになんで?
このニ、三日適当にカレーうどんのカップラーメン食べてたじゃん。
ていうか、パン。パン、三個くらいあるよ?パン好きじゃん!
裏切りの母。
でも、そんな母も子供たちにはずいぶん裏切られてきたのです。無事親孝行できているのは今妹夫婦だけでしょう。
「止水さん、お風呂入ってください」
言われてしまった。
ごめん、母さん、裏切る!
きょうも、わたしはなぜか風呂に入れない!
入れたら薬用シャンプーかTSUBAKIで指の腹でシャワシャワ洗うから!!
よし!今回は、「保存」を押しても文字が消えたりしなかったぞ!バグとかあるのかな?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます