第4話 床にマッキーでトグロを巻く

「SPY×FAMILY」も好きだ。今のところ既刊は買ってあるが、アニメが面白いので読むのを先延ばしにしている。

昔の自分ならすぐ読んだだろう。

自分が今まで「化け物」だと思った作品は、鋼の錬金術師だ。

最後まで絵や話に矛盾がなかった気がする。

NARUTOとかでは、イタチの額当ての位置など、あとからどうとでも修正できる点があった気がする。

ちなみにNARUTOで一番好きなキャラクターはイタチさんです。あんなふうに生きたかった。

そして目標は綱手さんです。子孫を残さなくても、医療忍者として強く生きる女性像がかっこいい。

体が千切れても、心が千切れない女性(ひと)になりたい。

性を考えるとLGBT Qとか。色々でできて、今の子は学校で習うんだらうなあ、大人にも学校があればいい。

でも、それは各々に任される。我々は会社に行かねば。

まあ、ニートな日常を送ってるんですけどね。

イトコやきょうだい達、両親や祖父母、親戚はみんなしっかり働いている。

陰性症状なのかお風呂から遠ざかりがち。

お風呂、大好きだったのにな。

たった三回のパワーハラスメントで、同じ手口を二十代でされていたこともあり

声優の声が聞こえると言ったり、Twitterでだれともやりとりをしていないのに

「今日ここに手紙を受け取りに来るからお父さん代わりに渡しておいて」とラブレターを父に預けたり。

親戚の子が性的な酷い目に遭うんじゃないかと妄想し「愛してる」を繰り返して、流石におかしいと思い、最後に「アーニャ」を付け足しておきました。あとは、元勤め先の人がパイプカットしてしまったと思い込んだり。

統合失調症は、とんでもなく、厄介な病気です。

パワハラをした人の苗字が変わっていた時、当然のように綺麗な子だからかっこいい人と結婚したんだ!と思いました。床をマッキーで、蠢く呪いの衝動で、塗りつぶしたり。それをきょうだいの子たちにみつかり。

「かいちゃいけないんだよねー」

と言われました。

床を黒々と、塗らないと、と思ったわけではありません。おそらく二十二歳の、あの社会になんとかデビューできた日の自分と同い年の子がおそらく結婚した。だから苗字が変わった。

つらかった。

自分が結婚できないとか、病気が改善しないから、とかではない。ただ、人生の幸せの引き寄せと嘲笑。もう、前髪が変だので笑われたくない。あの年頃の子達は前髪命だ。

うつ病の症状だと思っていたら違った。統合失調症だった。そこから四年、動けなかった。


追記。今日。

2023/06/03。

令和五年です。

いまだに結婚できず、わたしの子宮は使われることがあるのか。わたしは、男性でも女性でもない気持ちで「わたしは処女だ」という作品を書きましたが、言ってしまいます。女です。処女、乙女かどうかはご想像にお任せするくらいで、世の中はいいんじゃないでしょうか。

世界の女性が、成熟してから、恋や結婚、子育てができますように。

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