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目次
ただ突っ立っている仕事
恐ろしく暇である
雨が降っていて良かった
別嬪さんが乗る車
いい匂いがした
向かいの換気扇の煙
お湯らしく温そうである
野菜を届けに来た婆さん
茄子３つに懸ける軽犯罪
すれすれを通った原付
殺す気であったか？
恣意で決まりを破る連中
…やはり 人間は滅んでよい
轟音 厚ぼったい雲を飛ぶ
そうか 上は 晴れているのか
そうして 傘と雨音とが残り
私の命は 立看板と等価になり
詩が生まれた
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