第4話パチンコ

流浪のエッセイ、トリス倶楽部へようこそ。

今回はパチンコ。

今、パチンコを打つ機会がめっきり減った。

僕は羽根モノを主力としたセミプロだった。

自動車免許の教習代は、パチンコで貯めた金を使った。

玉ちゃんファイト、ファインプレーが専ら。

時には加トちゃんクラブとか、雀士ウーロン牌などの比較的ハマリにくいデジパチを打っていた。

羽根モノで持ち玉を増やし、それからデジパチを打つパターンもあった。

今のパチンコは突破型で、運がよけりゃ万発狙えるが、下手すると10万円は軽く負ける。

僕はそんな恐ろしいパチンコは打てない。

羽根モノは置いていない店が殆んど。たまに、ビッグシューターを置いてある店があるが、まず鳴かない。

釘がガチガチ。これでは、勝負にならない。

仕事帰りはパチンコに行くのが習慣だったが、パチンコはバカげていて5000円負けるくらいなら、酒を飲んだ方がましなので、パチンコから離れた。

今は1円パチンコで1000円勝って満足する程度。

下手すると、1円パチンコでも1万円負ける。

今から、20数年前のパチンコは楽しかった。まだ、古い世代だと爆連機を打つことができたはずだ。

現在のパチンコ離れは甚だしい。

この先、またパチンコが変わる。もう、付いていけない。

また、昔のナナシーやオークス、小籠包が打ってみたいが、もう過激なパチンコに慣れた人間は打てないだろう。

大工の源さんも、悪い方に進化した。

いつの間にか、パチンコ屋から離れている自分がいる。

パチンコに数万円も使える身分ではない。

初めて21連チャンした、初代モンスターハウスが昨日の事の様に感じられる。25年前の話しだ。

勝てないと確信した今は、パチンコ屋に行く機会がめっきり減った。もう、打たない。

皆さんは、パチンコ打ってますか?

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