ランデ部!
けんぴ
文化祭二日目編
文化祭二日目①
はじめに
今回は時系列を入れ替えて高校生のラブコメを描いてます。
時系列は
8話以降→文化祭二日目編
下に最小限のキャラプロフィールを書いておきます。
この小説「ランデ部!」は、Kindle出版で一万字程度書いていた小説を再編集してこちらに移して連載します。
それではよろしくお願いします。
メンバープロフィール。
城ヶ崎
男、甘いものと辛いものが好き
ランデ部に白波から誘われた。
ツーブロの髪短め。本人曰く、髪切りに行くのはめんどいが坊主は嫌とのこと。
高校二年生
白波
男、ラーメンが好き
ランデ部の中では一番友達がいる。
盛り上がるような音楽が好き
金髪
高校二年生
赤石
女、健康は気にしているが、食欲は抑えられない。登下校でカロリーを消化している。黒髪ツイン。高校二年生
神
女、クールであると見せかけ、実は内心ツンデレ。黒髪ロング。高校二年生
白波以外、友達がいない。
文化祭二日目
校内を四人で回る
サバゲ同好会が出し物をしているということで予約をしてみた。
予約の名前は、五右衛門にしておいた。
よくやる予約の名前を違う人にするというやつだ。
仲間同士で教室内で行う
2vs2と同好会と戦う4vs4と1on1の三種類でワンプレイ100円である。
1on1以外をやってみないかと白波が提案
やってみようと乗り気で出陣。
2v2の内訳は、偶然にも最近話している赤月とペアになった。
教室の外の廊下で「五右衛門さーん」と呼ばれた。楽しい。
教室に入るとダンボールで作られたお化け屋敷のような迷路に加えて、水鉄砲を渡される。
どうやら、学校側がbb弾を許可してくれなかったらしい。
サバゲ同好会は悲しがっていたが、そりゃそうだというのが正直なところ。
このゲームは、紙でできた甲冑を着て、この紙が濡れて使えなくなったら勝ち、甲冑に覆われていないところへのヒットはアウト。当たった方が一発負け。だが、頭はヘルメットのような紙で覆われるし、腕、足にも装着される。関節と手が一発アウトの対象になる。
だが、紙の甲冑にあたっても正直なところアウトだと思う。紙だもん。
打たれたら自己申告がサバゲマンシップというところだろう。
こちらの作戦はというと
「せっかくの2v2だし、一緒に行動して蜂あったところで撃ち合った方が楽しいと思うの」
「うーん、でも勝つためには挟み撃ちってのもあると思う。」
「バカね、迷路の道がわかってないのにできないでしょ、それに相手が二手に分かれば、こっちが一体ずつ二人で撃破できるでしょ」
「確かに、まぁ、なんかジャンケンみたいだな。こっちが挟められれば負けるし、撃ち合いに負ける可能性もあれば、挟められなければ勝つ。最初は一緒に行ってみるか」
そう、作戦タイム、このゲームには片方の入り口に対戦相手が、もう片方の入り口に自分たちが入り、そこで一分間の作戦タイムが設けられるのだ。
攻撃に転じる前の作戦へてスタートする。
「作戦タイム終了です。それでは両陣営スタートしてください。」
サバゲ同好会の主将が合図をする。
外にはモニタが設置されており、中の様子が確認できる。どちらかが破られるまでこのゲームは終わらない。
外からの指示が出ないようにという張り紙が出されていたり、同好会のメンバーが看板を掲げているので、モニターからの様子が中に伝わることはないが、熱狂は伝わってくる。ランでぶのようなちっちゃな部活でもこのように熱狂するとは、スポーツ観戦の熱いファンがいるのかもしれない。
中に入るとそこは秋には少し肌寒く感じるような、お化け屋敷のような肌寒さがあった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます