第23話 初夜♡

 俺は引っ張られ中に入る


 入るなりMaxは俺を見つめ抱きしめ、額にキスをする。


「良いんですか?

 来たと言うことは、覚悟できたってことですか?

 僕を受け入れてくれるんですか?

 もう、あなたを手放しませんよ?」


誠は優しく十維の顔中にキスをしながら言う。

顔中にキスをするが、口にはキスしない……



「覚悟?あぁ、出来てるよ。

 お前の本当のことを知る覚悟は出来てる。

 お前と一緒になる、受け入れる覚悟なら出来てるよ。

 だから教えてくれ、お前のことを、お前の気持ちを、お前の全部を教えてくれ」


 十維は、Maxの顔を両手でおさえ、照れながら唇にキスをした。

 何度も何度も十維から、キスをする。

 その勢いはどんどん増していき、舌を絡ませ口の中で全てがひとつになるような、濃厚なキスをしていく。

 そして、Maxもそのキスに応じて絡めてくる。


   なぜだろう……

   Maxとのキスはクラクラする

   まるで媚薬でも飲まされてるようだ……

   もう……何も考えられなくなる……



 あまりの気持ちよさに、十維は腰から砕ける。

 そんな十維を、Maxは軽々と抱きかかえ、奥の部屋へと連れていく。どうやらここがMaxの部屋のようだ。


 黒く大きなキングサイズのベッドに十維はゆっくりと下された。Maxの動きが止まる


「Max?」


「あなたが来てくれたことが嬉しくて、つい……。

 すみません、何も言わずにここまで連れてきてしまいました。

 話をしようと思ってたのに……つい……」


「ついって……。

 Max、俺もこうなることをずっと期待してた、夢見てた。それはここに来る間もずっと考えてた。

 お前に抱かれる日をずっと、ずっと俺は夢見てた。


 だから、抱いて欲しい。

 Max、オレはおまえとひとつになりたいんだ。

 いまオレは嬉しい。

 やっとお前に抱かれるんだって。


 けど……

 あのさ……

 その……幻滅させるかもしれないんだけど……

 オレ……初めてなんだ

 だからすごく緊張してる、震えてる」


「え?はじめて?本当に?

 てっきりあの店にも行ったりしてたから、もう慣れてるものかと思ってました。

 すみません。

 っとじゃ、今日は、さわるだけで……」


「え?どうして?」


「いやぁ、その……最初は、色々と大変なんですよ。

 あなたが痛がることは、出来るだけしたくないので……」


「あ、それは大丈夫。大丈夫だから!

 だからお願い……きて……入れて欲しい」


「いや、やめときましょう、入れなくても十分気持ち良くさせますから……」


「本当に大丈夫だって、いつも……自分で触ってて……ほぐしてるから……」


「え?」


「だから!いつも自分でしてたの!」


「自分で?いつも?」


十維は頷く


「それってまさか……」


「あーもー!それ以上は聞くな!だから早く来いって!お前のを打ち込んで欲しい……です」


はにかむ十維をみて可愛くなり、Maxはキスをする


「わかりました。一生懸命優しくします。痛かったら、遠慮なく言ってくださいね。

 じゃ……いきますよ」


 Maxは上から覆いかぶさり、キスをしながら十維の服のボタンを巧みに外していく。十維は緊張で少し震えている。


「僕も緊張してます。大事に抱きたいから。

 先生、全てを僕に任せてください。僕の出来る限りであなたを幸せにします。気持ちよくします。

 だからそのまま……、そう、そのまま僕に全てを、身を任せててください……先生……」


 十維の服を脱がせ、十維の口からどんどん下へとキスする場所が下りていき、乳首にキスをする……

のけぞるように、反応する十維。

 Maxはさすがだ。キスをするタイミング、乳首に甘噛みをするタイミング、全て十維が敏感に感じるときに狙ってくる。


 十維もMaxを感じさせたいが、自分がされることで頭がいっぱいで、感じすぎてクラクラしていて、何も出来ない、動けない。


 Maxはさらに下へ下へとさがっていき、ついに十維のズボンを脱がした。


 下着の上から十維の肉棒を咥えてきた


「あ……あ……」


十維のかわいい小さな声が漏れる……


「この家は僕らだけしかいませんよ。

 それに、この部屋は他の部屋よりもさらに防音仕様に作ってあるので、絶対誰にも何も聞こえませんよ。

 だから、声のボリュームなど気にせずに僕に任せてください。可愛い声をもっとしっかりと聞かせてください。啼いてください。

 我慢しないで。

 僕はその声で……

 あなたの声で欲情しますから……」


そう言うと一気にパンツを脱がせ直に咥えてきた。しかもものすごい勢いで口でしごかれる。


「あーーーー、あーーーあー!」


十維はもう口を抑えない。声を出すことにためらいもなく大きな声で喘いだ。

自分の啼き声でMaxを興奮させたく、大きな声で喘いだ。


「すごい……すごいよ……Max……あぁー!」


「まだイッちゃ、ダメですよ?これからが本番ですからね」


 十維の肉棒を口で咥えながら、指で後ろの穴を優しく触りはじめる。

 そして徐々に指を入れていく。すると十維の方から吸い付いていく感触をMaxは感じていた。


「本当だ。指2本くらいならコレは余裕ですね。どんどん僕の指を食い込んでいきますよ。

 もっともっとと、あなたのが僕を求めてるのがわかります。

 いやらしい蕾をしてますね。

 これは期待に応えていかないとですね。

 じゃ、僕のサイズまでどんどん広げさせてもらいますね」


Maxの太く長い指が2本入っていく。自分では届かないそのつぼみの奥の部分を突いてくる。


肉棒も穴も両方一緒に触られ、今までに感じたことないほどの快感が訪れる


「Max!ダメ!ダメ!変になっちゃいそう!あ!あ!

Max!Max!」


思わず自分の肉棒を貪るMaxの頭を両手で押さえつけてしまった。

するとMaxは、口も指もさらに加速させる。


「アッ!アッ!アッ!イク!イク!イっちゃうよー!

 アッアッアッアッ!

 あーーー」


Maxの口の中いっぱいに俺は白い性液をだした。


Maxは上半身を起こし、果てた姿の十維を見る。

そして、笑顔で自分の手のひらに、先程十維から放出されたものを出してきた。


そして、エロチックにわざとゆっくりと、手のひらの白い液体を十維の蕾へと持っていき、ヌルヌルと擦り付けていく。


そして、ついに指3本をいれていく。


「先生のはすごい粘着してるから、これならジェルよりこっちのがいいでしょ?

 ほぐしもしっかり出来たので、そろそろ僕の限界寸前のヤツを受け入れてくれますか?」


そういうと目の前にMaxのソレを出してきた。

見たことのないほど立派なソレは、これでもかと言わんばかりに、反り返っている。


「スゴイ。こんな凄いの、オレ、受け入れれるかな?」


あまりに立派すぎるMaxのモノをみて十維はさらに興奮し、思わず口に咥えた。


「オレにも少しさせて!」


 初めて咥えるMaxの肉棒は、想像をはるかに超える立派なモノだった。十維は必死で貪ってみせる。


「あぁー、あぁー先生、イイ……イイよ……うまいうまい。

 あぁー……気持ちイイよ……先生……」


Maxは気持ちよがりながらも、十維の穴に指を突っ込みガンガン出し入れを続ける。


「んーーんーーんーーーーーー」


十維も咥えながらヨがる。


「先生、そろそろ……」


そういうとMaxはゆっくりと自分のを咥えている十維を離させ、寝かせ、足を上げさせ、


ゆっくり


ゆっくりと


十維の穴に入れていく


「あーーーーーーー」


十維は背中を仰け反り(のけぞり)ながらも悦び反応する


「先生、すごい。初めてっていうのに、全部僕のを受け入れてますよ。しかもピッタリだ。

 先生、わかります?

 僕たち、いまひとつになれたんですよ」


「あぁー……うれしい

 オレ今、Maxとひとつになれたんだね……

 嬉しい……

 Max、好きだ。キスして」


Maxは優しくキスをしてきた。と同時に、ピストン動作を始める。


口と口ではアムアムして、穴と棒ではズコズコして……


2人はやっと繋がった悦びを、ゆっくりと激しく楽しむように愛し合っていく。





どれくらいの時間を愛しあったのだろうか……

1回……2回……3回と、果ててもなお2人は何度も愛しあった。



 気づくと外の日は真っ暗、日は暮れていた。

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