祖父の手帳への応援コメント
切なくも温かなお話しですね。
戦争は、亡くなった人だけではなく、その家族や関係者まで、ずっと後を引いてこれで終わりということはないですね。
手帳に残されたお祖母様の絵と名前の数々、それだけでお祖父様の深い愛情が感じられその想いに涙がこみ上げます。
お祖母様、辛いながらもこの手帳が生きる力になったことでしょうね。
改めて戦争とは……、平和とは……と考えさせられます。
作者からの返信
人間が動物である限り、闘争本能っていうのは絶対避けられないんですよね。
でも、それは、遠い昔には生きていくための戦いだった筈なんです。
それが今は、何のための戦争なの?って。罪もない人、子供たちまで巻き込んで。
戦争で離れ離れにならなければ、祖父母はもっとずっと長く幸せで、
祖母も、もっと柔らかくにこやかに生きていけたのかもしれません。
祖父が、一番好きな人と結婚できて、子供が残せて、それだけでも幸せだったことを願いたいですね。
祖父の手帳への応援コメント
あー、いいお話だぁー!
戦争中は、こんな話が方々にあったようで、思い出しますね、私も、お盆に、母方の実家で写真が飾ってあったのを。
代々の死んだ人の写真。
代々の校長の写真が飾られてあるように、天井下の壁に並んでましたね。
そこには、戦争で亡くなった遺影がありました。
当時、子だくさんを奨励していて、八人兄弟だったかな?いろんな形で死んだと聞かされました。
戦争は、今、ウクライナですが、日本にもその記憶が残る何かがあり、身近にそれを知る時、何か、心に生じるモノが誰にもあるハズ。
私は、まず、そんな戦争を何故したのか、そんな問いに対する答えを求める欲求が起こりましたね。
知らないでいる事は、出来なかった。
感じる事は、人それぞれでしょうが、憎しみを生む戦争は、やったらダメです。
ウクライナの戦争が起こると、戦争は絶対にやったらダメ、とにかくダメという人が少なくなりましたね。
理不尽な侵略は許すな、断固戦うですね、風潮は。
これ、それ以前の日本人の多くは、戦争は絶対したらダメで、それ以上は思考停止状態でした。
そして、国民を守る為に防衛費増額も多数意見に。
戦争をしない為にはどうすれば良いのか?
もっと議論してほしい!
学校教育でも、ちゃんと戦争に向き合う教育をして欲しい。
ついでに言えば、宗教も、哲学も教育に組み込むべき。
戦争、民族、祖国、宗教、哲学、そんなのを思う時、日本人は非常に幼いと思う。
まずは、日本の歴史と古典を考え直す事が大切なのでは、と思います(^^)
作者からの返信
戦争は、本当に嫌ですね。
仰るとおり、どこかで戦争が始まると、命の価値が一気に下がります。
何十人殺された。何百人やっつけた。
こうやって、祖父のように、たった一人の兵士が命を落としても、誰も気にしなかったかもしれませんね。
祖父はきっと生きて日本に帰りたかっただろうし、祖母はお腹の子を彼に見せたかったと思います。
一つの命は、数千人、数万人という大きな数に隠されてしまうけれど、やっぱり家族にしてみれば、たった一つなんですよね。
政治や経済、教育についても語れるほど頭が良くないので、そこは控えますが、最低限、「命」については、しっかり教えてあげてほしいと望みます。
祖父の手帳への応援コメント
切なくて、悲しい、色々なもので心が締め付けられるお話ですね。
でも、おばあさまは悔いのない選択をされたのだと思います。
おじいさまも、おばあさまと過ごされた短い時間、とても幸せだったことと思います。
いいお話、ありがとうございました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
実は、祖母からは、祖父の話は殆ど聞いたことがなくて、父も祖父のことは知らなかったので、祖父がどんな人なのか、知らなかったんですね。
だから、手帳が出てきた時、こんなに情熱的に一人の女の人を愛していた人だったのだなあ、と胸がキュッと締め付けられる気持ちでした。
祖父が祖母と過ごした時間がとても幸せだったらよかったなあと思いますし、あちらで幸せに過ごしてくれていたらいいなあと思います。
編集済
祖父の手帳への応援コメント
胸がつまる思いで読み進めました。そういう方々、いたと思います。それに現在も。戦争は愛する人を引き剥がす。戦争は悲しみをうむ。
大恋愛をしたおばあちゃまとおじいちゃま。
今はきっと二人で仲良く寄り添っていそうですよね!
胸に響くお話をありがとうございました!
って!実話だった!!!!
すごい。
人生の一部に触れさせていただき、ありがとうございました!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
そうなんです。実話なんです。
私も、祖父母が駆け落ちをしてまで一緒になった、という話はきいていました。でも、祖母はいつもどこか冷たくキツイ感じがあって、まさかそんな大恋愛がそこにあったとは……と。
祖父の手帳には、とにかく祖母の顔や名前ばかり連なっていて、どれだけ会いたかっただろう、お腹にいる自分の息子をどれくらい見たかっただろう、と、彼の無念を思いました。
祖母は、そんな気持ちを押し殺して生きたのかな……。
戦争は、失うものの方が多いのに、今もそれが続いていることが悲しいですよね。
祖父の手帳への応援コメント
コメント失礼致します。
戦時中の大恋愛。
今の時代とは比べ物にならない高い障壁が立ちはだかっていたと思います。
それを克服してまで成就した愛なのに、それを戦争に引き裂かれた二人はさぞ無念だったでしょうね。
祖母さと美さんはその愛を熾火のように胸に残しながら子育てをし、時代を生きてきたのでしょう。
三人の方々が天国で笑い合えていたらいいと思いました。
作者からの返信
早朝よりコメントありがとうございます。
私が知っている祖母からは想像できない、まさに大恋愛。
祖母のお兄さんが、家と二人を上手く取り計らってくれたのではないでしょうか。
そうですね。時代が悪すぎました。
そこまでして一緒になった二人が戦争によって引き離され、子供の顔を見せてやることもなく……。さぞや無念だったでしょうね。
今は3人、平和に笑っていてくれればいいな。と思います。
祖父の手帳への応援コメント
こんにちは、小烏です。
この度は企画にご参加ありがとうございます!
帳)お話しの本棚」に収録させていただきます。
「本棚」のトップ画面のURLはこちらです。
https://kakuyomu.jp/works/16816927860866581247
と、ここまでが公式訪問?です。
素敵なお話をありがとうございました。
戦争とは?と考えるきっかけになりました。
これがエッセイ(実話)というのが切なくもつらいですよね。
お祖母様、いろいろな思いを心に閉じ込めないと生きていけなかったのかな?と思いました。
作者からの返信
今回も企画に参加できて楽しかったです。
他の「物語」を書いていたのですが、なんかちがうなあ……と思っていたときに、思い出したのが、祖父の手帳でした。
あの中を見たとき、私ですらキュッと胸が痛んだのですから、祖母の気持ちは、如何ばかりだったでしょう。
それを乗り越えて、心臓病の一人息子を育てなければいけなかったんですから、キツイ女になるしかなかったのかもしれませんね。