第33話 幻月が虚空に登る

三浦しをんに期待大、被偏見作家よ牙を剥け!

 色日の番組ステッカーをGET!

そもそも何故、今、葉書職人なのかと言うと

なんちゃってかつ、売れない作家である自分は

賞レースの一次にも名前を残せずに居るので

全国区とも到底言えない

地元区の知名度を上げようと画策しているのだ。


 世間「=ラジオを聴く人、作るひと」は

どんな話題を求めているか考えること、は

売れる話を作話することに通じる。

財を投げ打ってでも聴きたい話、読みたい話

それだけでとても魅力的じゃないか!

 番組ステッカーを配られたと言うことは

書いた内容に何かを感じるものがあった、ということ。

卒業式について書いた。僕は大病を患ったので

半年遅い卒業式だった。

枯れ葉舞うキャンパス通り。本来だったら桜の絨毯だ。


 三浦しをんさんの随筆については、KRKR前後に綴った気がするが

目次を見て、興味を惹かれたものから一話ずつ読むことにした。

最も目を惹くのは「太宰治人間失格同盟」

次いで「希望の塔=積ん読」かな。

これらを客観的に読めたら価値観が変わりそうだ。


「太宰治」と「村上春樹」を斬ると躍起になっているが

その愛らしい人間性を知ってしまうと、

偏見で砥がれた刀を降ろさざるを得ないかも知れない。

村上先生の場合は偏見では無い気が。

只、僕のワクワクを鷲掴んで来ないだけだろう。

「1Q84」も僅か三冊で匙を投げた。

ご丁寧に年月を付したのが失敗要因か。

村上先生は日本の文壇が嫌いらしい。

僕みたいなんばかりだとやり辛いか。

「1Q84」四冊目の刊行があれば月が二つ昇るのでは?

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