オタク(18歳)が転生したらヤベーイことになったんだが!?
Sorya《そーや》
第一章
第1話【転生?】
僕の名前は青峯 瑆(ひかる)・・・ただの大学生だった者です・・・・周りからはサイコパス呼ばわりされてましたが・・・それ以外はなんの変哲もない・・・ね。でもある時大学に向かっている時に一人の少女を見かけたんです。僕は「公園にでも遊びに行くのかな?」と思っていました。何せボールを持っていたので。でも僕はその少女に何か嫌な予感を感じたんです。思えばその時にさっさと大学に行っておけばよかったんだと思います。【後悔あと先に立たず。】この諺の意味を身に知りましたよ。・・・異世界転生における暴走トラックが少女が歩いていた歩道に突っ込んできたんです。その時期と日がは昨夜に大雨が降った冬だったので。多分スリップしたんでしょう。僕はその少女を咄嗟の馬鹿力(?)とも言うべき身体能力で僕と入れ替えたんです。場所をね。まぁもうお分かりでしょう。えぇ。暴走トラックズドーン!ですよ。それで僕は今・・・・やけに号泣している女神様の前にいます。
女神「うぅ・・・・貴方はとても勇敢なんですね・・・・」
瑆「あの・・・そこまで泣かなくても・・・」
女神「はっ!ごめんなさい・・・グスッ・・・ふぅ・・・青峯 瑆さん。貴方はあの少女を身を挺して救いましたね?」
瑆「えぇ・・・まぁ。あの時僕が救ってなければ輝かしい未来のある少女が死んでいたでしょうし。それで言ったら僕は別に死んだとしても・・・悔いはほんの少しはありますが気にすることでもないのでいいです。」
女神「・・・(濃い藍色に染まった魂・・・?いえその中に純白が混じっている・・・?)ですが貴方も死んでいい命ではありません。なので・・・私の上司が管理している世界へ生まれ変わって貰おうと思います。」
瑆「異世界転生・・・ですか。」
女神「えぇ。・・・貴方にはその権利があります。」
瑆「では・・・よく聞く転生特典・・・と言うのは・・・」
女神「物は渡せませんが・・・才能などやその世界に影響を及ぼさない範囲内でしたらいいでしょうね・・・」
瑆「では・・・ルーン魔術やそれに付随するであろう魔術の才をください。」
女神「魔術の才・・・ですか・・・?理由をお聞きしても?」
瑆「理由・・・ですか?汎用性を富み・・・応用力も大いにある。使いようによっては何かを作ることできる。あとは・・・ただ使ってみたい。これだけですよ。」
女神「・・・・(虚偽はない。でも・・・何?この感覚は・・・?)わかりました。ではルーン魔術・・・及びそれを使用できる才を貴方に与えましょう。」
瑆「ありがとうございます。女神様。」
女神「・・・2度目の人生に幸在らん事を・・・」
瑆「女神様もお大事に。」
カッ!
女神「・・・・何を成すのか・・・わかりません。一応・・・先輩にもお伝えしなくちゃ・・・」
ーーーーこの青年・・・瑆が転生先でルーン魔術どころかかつての魔術皇【ソロモン】に並ぶ魔術師になるとはこの時誰も予想し得なかったーーーーー
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