【収入激減!】厳しくなるYouTuber業界。今後の展望とやるべきこと

エテルナ(旧おむすびころりん丸)

【収入激減!】厳しくなるYouTuber業界。今後の展望とやるべきこと

昨今、大物YouTuberによる収入減の告白が目立ってます。残念ながら、活動終了してしまう方もよく見られます。


なにやら世間ではYouTuberはオワコンなんて言われる始末ですが、まずは今後YouTube業界がどうなるかの展望をどうぞ。


・第一期 芸能人参入による一般人の離脱(NOW!)

・第二期 国際化による日本人の離脱

・第三期 AIによる人間の離脱


最終的にはAIに太刀打ちできず、人の手による動画作成は死滅するのは確実でしょう。ですが、今ならまだ第二期には間に合います。


YouTuberはまだオワコンではないと予測します!


【第一期 芸能人参入による一般人の離脱】


現状、既に起こりはじめている事態です。芸能人はそもそもの知名度があり、かつテレビとのコネクションもあるので撮影部隊が強力です。編集力も何もかも、一般人が敵うものではありません。


というかそもそも論、日本という市場が既にレッドオーシャンです。

一日24時間という制限を物理的に増やすことはできませんから、一人一人が動画に割ける時間というのは今後も大きく変わりません。

仮に日本の視聴者を一億人として、一人あたり日に2時間動画を見ると仮定した場合、YouTuber達は限られた2億時間の取り合いな訳です。

動画の供給者が増えれば当然、配信者一人一人への時間配分が相対的に小さくなるのは分かるかと思います。


おまけに昨今の少子化で、日本人はどんどん数を減らしてます。2020年から2021年の1年で、65万人も日本人は減りました。

見る人は減り投稿は増える。おまけに増える投稿者は強力な芸能人ばかり。

国内のYouTubeは衰退するしかないということが想定できます。


近頃はYouTubeによる動画配信以外の活動をはじめる方をよく見ます。これは更なる高みを目指すという積極的な目的というより…


YouTubeだけでは食ってけない


という焦燥感や危機感、消極的な理由からくるものでしょう。しかし現実は厳しく、テレビ出演してるYouTuberが失敗するパターンをよく見ます。

なぜ人気YouTuberはテレビだと面白くないのか?

これの理由は下記の第二期の対策と含め、これからの時代成功するYouTubeの記事を近日中に別記事で書こうと思います。


【第二期 国際化による日本人の離脱】


次に国際化の波が押し寄せます。

先進国である日本は既に人口減に向かいはじめてますが、世界人口は着実に増えています。

インドは中国を抜き世界一の人口大国となる見込みです。例えインドが飽和しても次にアフリカ、日本の衰退に反して世界人口は今後もしばらく増え続けていきそうです。


しかし海外は海外、それがなぜ日本のYouTubeにまで影響するのか。それは翻訳ツールの劇的な進化です。

文字翻訳ではありますが、ドイツの【DeepL】は既に驚異的な翻訳力を有してます。

この【DeepL】は【日本語→英語】にした後に、再度【英語→日本語】に訳しても、原文の内容とほぼ変わることがありません。


AIの驚異的な発達により、近い将来、話した言葉がすぐに翻訳されるレベルのツールができることでしょう。

となると日本の視聴者は世界の動画を見ることになります。現在は外国語を習得した人だけが楽しめる動画を、全ての人が違和感なく視聴することができるようになります。

となると、日本人の限られた動画視聴時間が更に分配されてしまう訳ですから、日本人の日本人にだけ向けた動画はより一層厳しくなることが予想されます。


つまり生き残る方法は、日本人も海外に向けて発信しよう!


ということなのですが、注意すべき点として……必ず抑えておかなければならない、超重要なポイントがあります。


それは日本で暮らしていると、なかなか気付きにくいポイントです。文化の違いを知っておかなければ、せっかくの動画も見てもらえません。

また他にも、画期的な翻訳ツールが出てから海外進出をはじめても、第二期の波に出遅れてしまうということもあります。

その時には皆が同条件になっており、既にレッドオーシャンと化していることでしょう。

よって――今から既に、海外に向けた動画作りを下準備しておく必要があります。


更には芸能人のアドバンテージが海外では通用しにくいというのも、一般人が戦える理由です。

下記は海外におけるGoogle検索日本人名ランキングトップ10です。(2019年)


1位:大坂なおみ(47万3200)

2位:大谷翔平(19万120)

3位:羽生結弦(13万8330)

4位:中邑真輔(9万1180)

5位:宮崎 駿(8万800)

6位:村上 隆(7万2020)

7位:イチロー(6万8730)

8位:近藤麻理恵(コンマリ)(6万910)

9位:錦織 圭(6万200)

10位:本田圭佑(5万9740)


スポーツ選手か文化人が名を連ねます。日本国内の芸能人は海外の人はほぼ知らず、知名度は役に立ちません。(コンマリさんは片付けの魔法がアメリカで大ブレイクしました)

おまけにもう一つ、一般人に有利というより、不利にならない文化的な違いがあります。


この理由や、先の超重要なポイントは、近日中に別記事で公開します。


【第三期 AIによる人間の離脱】


ここまでくるともはや、人の手による動画配信は厳しいものになります。

なにせAIはハイクオリティな動画を絶えず作り続けることができます。日に1本、頑張って2~3本あげる投稿者も、AIが毎日一時間ごとに超絶クオリティで生成し続ける動画に抗う術はありません。

唯一生き残る方法はただ一つ。

それまでに代替不能な独自のキャラクターを作り上げること。

AIに自分のキャラを使った動画生成をしてもらうこと。

版権や印税のように、自分のキャラを売れるものにするのみです。


人ではないですが例えばポケモン。いくらAIが高品質な動画を高頻度で作れるとしても、ポケモンというキャラを使うことは許されません。

万能なAIといえど、著作権を侵害することはできないのです。

例えばピカチュウ、例えばジャンプの悟空やルフィ、例えばファイナルファンタジーの主人公が出演するYouTube動画。

AIが映像も声も当てはめて、まるで生きているかのように画面の向こうで振舞いはじめる。

それらは権利者だけが行使できるもので、真似たくても真似できない独自コンテンツとなります。そんなキャラクターさえ確立しておけば、例えAIが普及したとしても真似ることはできず、問題なく視聴してもらうことができるでしょう。

逆にキャラを確立できなかった人は、AIの作る大量の類似動画の波に呑まれ、跡形もなく消え去るのみです。


以上が筆者の思う今後のYouTubeの展望です。

第二期の対策記事は現在執筆中。こちらの内容は他のYouTuberが語っているところはあまり見ないので、割と参考になるのかなと思ってます。

近日中に公開するのでお楽しみに!

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