第2話
少年の名前は月城悠平俺と同じく軍隊に行かされたと話してくれた。俺より早く戦場に来ていた「戦争では人を殺すために戦うし、殺さなければ生きれない。それは当たり前だけど俺は敵とも話して、仲間を作りこの争いを終わらせたかった。だからそれを目的に頑張ってきたけど、俺達の軍隊は皆小さかったから話す事すら出来ず戦いになって最後まで生き残ったのが俺だけでもお前とこうして話して一緒に歩いてる事が嬉しい」食料を集めながら話してくれた。悠平は食べ物の見分け方、飲み水の作り方などを教えてくれた。
その日は数キロしか進んでなかったけど楽しかった1人の時より。
夜、木の上に作った布団で戦争に行く前の記憶を思い出していた。俺の家は5人家族で兄と妹がいた父親は俺たちが生まれる前に戦争に行って死んでしまっていたから父親の顔すら知らなかったまぁそれが今じゃ当たり前父親がいたら凄い事だった。俺の家は有名では無いけどお金持ちの家に生まれ何不自由ない暮らしをしていた。そして俺が12歳の時に戦争手配がきたどうやら12歳になると強制的に戦争に行かされるようだ。戦争に行く1日前"ズキン"何だっけそして最後にお別れをしたとき、お母さんの妹が泣いて見送ってくれた。
寝れなかった俺は寝床から少し離れて空が見える場所にいった。空にはバケツをこぼしたかのように星が沢山あったいつか山から見た星に似て見えたそう思いながら空を見ていると、近くの草むらから"ガサガサ"と物音がした。叫びそうになった時、後から手で口を抑えられた。
後ろを見ると鬼の形相をして草むらの方を見ている悠平がいた
次の瞬間草むらから戦闘型AIが出てきた
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