第1話

誰かを探している…誰かを…砂漠を超え海を渡り、思い出せない大切な人を探している。

僕は泉 拓矢、誰もいない世界を何年も

歩いている。技術は発展していくに連れて

戦いは増え戦いに特化したAIまで生まれた。

戦いを続け人類は絶滅しようとしていた。

兵士である男の大人がいなくなり、子供まで

戦いに出るまでになり僕も戦いに行かないといけなくなった。家族と誰かが泣いて

見送ってくれた事くらいしか覚えてない。

でも忘れたらいけない事は覚えてる。

戦いに行き数年が経過していたもう誰も見かけなくなった敵も…味方も恐る恐る僕は戦場

の中を歩いた。あったのは武器と死体とそれを食べる鳥や動物そして青々と植物が一面に生えていた。走り出した「早く帰らないと」

嫌な予感がした。食料はほとんど無く武器は

かなり昔のAKMという自動小銃とナイフ、弓と矢が10本程度それをリュックに入れてただ進んだ何日も、緑が豊かな森の中に入っていった。何日も何も食べてなかったからか倒れてしまった。

…目が覚めると1人の男の子が何かを焼いていた。「あ、こんにちわ。武器を持っていたから驚いたよ」そう言って肉を差し出してきた。何日ぶりに食べる食事だろうか嬉しくて泣いてしまった。少し落ち着いて少年に今までの事を話したその話を聞いて少年は、

涙してくれた「一緒に付いて行くよ。絶対

見つけよう」そう言ってくれた。

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