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2024年2月4日 20:23
コレラと言えば、コレラバケツとORSを思い出します。江戸時代などに大流行した株と、最近流行を起こす株では、ずいぶんと毒性が低くなっている、という話は細菌学で聞いたことがあります。コレラ患者さんはコレラバケツに排便してもらい、重量を測定して、同量のORSを内服してもらうことで致死率が劇的に下がった、と記憶しています。最近(でもないか?)開発された下剤であるアミティーザやリンゼスはコレラトキシンによる下痢のメカニズムの一部を使った薬剤なので、そういう点では創薬に役立ったのかもしれません。
作者からの返信
コメントありがとうございます。作中に登場したコレラの体験談は私が微生物学教室のとある先生から実際に聞いた話ほぼそのままで、コレラバケツのこともその際に教えて頂きました。
コレラと言えば、コレラバケツとORSを思い出します。江戸時代などに大流行した株と、最近流行を起こす株では、ずいぶんと毒性が低くなっている、という話は細菌学で聞いたことがあります。コレラ患者さんはコレラバケツに排便してもらい、重量を測定して、同量のORSを内服してもらうことで致死率が劇的に下がった、と記憶しています。
最近(でもないか?)開発された下剤であるアミティーザやリンゼスはコレラトキシンによる下痢のメカニズムの一部を使った薬剤なので、そういう点では創薬に役立ったのかもしれません。
作者からの返信
コメントありがとうございます。作中に登場したコレラの体験談は私が微生物学教室のとある先生から実際に聞いた話ほぼそのままで、コレラバケツのこともその際に教えて頂きました。