<孤独な女性を騙す手口>について考えさせられたドラマ「犯罪症候群」ミムラ(美村里江さん)出演作

誰かを介護できますか?

今日1日じゃないですよ

ずっとずっとずーーーーーっとです

簡単なことじゃない

想像しただけでそう思います

いえ

実際にたくさんのニュースからそう思っていました

肉体的に

いえ

1番は

やはり

精神的に苦しくなる

精神的に追い詰められる

のだと

そのことについて

改めて考えさせられたドラマ

「犯罪症候群」シーズン1  第1話〜第3話 ミムラ(現 美村里江さん)出演作品


ミムラさん演じる女性は母親の介護に毎日朝から晩まで明け暮れています

母親が交通事故で寝たきりの状態になったためです

どこにも出かけられず楽しいことは1つもありません

唯一心安らげるのは

ある1人の男性とのツイッター(だと思います)のやりとりです

この男性からの心安らぐやりとりだけが幸せを感じる瞬間でした

ただ視聴者にはこの男性は

Twitterのつぶやきから

淋しく思っている女性を探し出して

獲物にしていると言うことがわかる見せ方になっていました

でもミムラさん演じる女性はこの男性とのやり取りだけが心の支えです

それで

まんまと騙されて

結果的に「誘拐事件の共犯」になってしまいます

誘拐された子供をあやす係でした

ミムラさんは「何かおかしい」とは思っていましたが

「誘拐してきた子供」とは知りませんでした

ただ

男性に「子供をあやしてほしい」と頼まれ

それを断るとこの男性に嫌われてしまうのではと言う恐怖から

その係を引き受けてしまいました

そして

誘拐犯である男性は捕まります

ミムラさんも捕まりますが

犯罪とは知らず利用されただけなので釈放されます

それで

子供の親御さんに謝罪の手紙を書きました

謝罪といっしょに「自分は母親の介護をずっとしている」ということが書かれていました

その手紙を読んで母親役の方は「許せない」感じでしたが

一方

父親役の甲本雅裕さんは「気持ちがわかる」みたいなことを言ったのです

実はこの父親役の甲本雅裕さんも役の中で母親の介護を若い頃ずっとしていたと言う設定だったのです

「その介護のとき淋しくて苦しかったでもあなた(奥さん)と巡り会えたから幸せになれた」というようなことを話されました

だからミムラさん演じる女性に対してひどい言葉を言うことはなかったです

その後ミムラさんは変わりました

今まで母親の介護をひとりでみてきましたが(介護のサービスを受けるのを母親が嫌ったからです)

積極的に介護サービスを頼んで少しでも心軽くなれるように変わろう!そう思っているというシーンが

ラスト近くにありました


「介護はたいへん」

これはわかっていると思っていました

でも

実際はわかっていませんでした

肉体的にも精神的にも大変だろうとは思っていました

でも

このドラマを見て思ったのです

介護って「孤独」との闘いなのかなって

もしもことのき

ミムラさん演じる女性に

愚痴を言ったり

たまにはお茶したりできる友人知人がいたら

「大丈夫?」って気にかけてくれる友人知人がいたら

もう少し心違う毎日を送れたのではないのか?

そしたらあんなクソ男に騙されなかったのではないのか?

(実際はクソ男ではなく演じられたのはイイ男の要潤さんでしたー!)

考えさせられました


⭐︎介護される側も<孤独>なんですよねきっと



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