12枚目 みたらし団子
花より団子。美しい花も好きですが、甘い団子も大好きです。特に餡子は、大好物。餡子が入っている物なら大体好きですが、団子も餡子の方が好きです。団子の表面に塗られている餡子、それが口の中に広がる感覚。本当に「美味」の一言です。が、今回みたらし団子。近所のスーパーで買ってきた、3本入りのみたらし団子です。
値段は、100円前後でリーズナブル。一本当たり、30円前後の幸せです。僕個人としては、下手な高級スイーツよりも美味しいですが。人によっては、「物足りない」と思うかも知れません。それはそれで、別に構わない。安い物が好きな人も、高い物が好きな人も、それに上下は無いのです。
だから、楽しんだ者勝ち。「美味しい」と感じた者勝ちです。その意味では、今日の自分は幸せでした。本当は「餡子の方を撮ろうかな?」と思いましたが、皿の色合いや背景などを考えて、黒との明文化ができるみたらし団子を選びました。その写真は、下のURLからも見られます。
https://kakuyomu.jp/users/azybcxdvewg/news/16817330654968517675
撮影機材は、撮影ボックス用の黒背景シート、いつも使っている照明ライト、EOS R6 markⅡです。カメラのレンズは、50㎜単焦点レンズ。絞り値(F値)は、F2辺りで撮りました。F2は、かなり明るい設定です。写真の主題(その写真で写したい主役です)を引き立たせるため、副題(主題を行かすための脇役です。主に主題が写された時の環境、状況、時間などを表します)である湯飲みをぼかし、主題の存在をはっきり写します。そうする事で、主題である団子がはっきりと写ります。
写真のボケには、前ボケ(主題よりも前にある物体をぼかす)、後ろボケ(主題よりも後ろにある物体をぼかす)、玉ボケ(光の反射などを使って、玉状のぼかしを作る)がありますが、今回は最もポピュラーな後ろボケを使いました。後ろボケは被写体の後ろに背景が伸びている状態(後ろ側に景色がある状態)を作り、被写体に焦点を当てて、カメラのシャッターを切ります。
ボケ具合は絞り値の値によりますが、F2だとかなりボケる感じです。フルサイズカメラはAPS-Cのカメラよりもボケが強くなるので、写真も良い感じにボケてくれました。そのお陰で、主題のみたらし団子が引き立った。みたらし団子は料理の撮影でよく使われるらしい、対角線図法を用いました。湯飲みと団子が丁度、斜めの位置に置かれている感じです。そう撮ると、構図的に良くなる感じです。また色味も暖色、赤みを増やして、団子がより美味しそうになるよう、自分なりに整えてみました。
Raw現像は、最強です。現像に手間は掛かりますが、その分のリターンが大きい。自分好みの写真が仕上げられる。それがとても楽しいです。特に「おっ! なかなかに良い出来だな」と思った時は、ある種の達成感があります。今回もまた、その達成感を味わえました。カメラはやっぱり、楽しいですね。今回も最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました(^_^)
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