第一章 5   女神との語らい

   街まで行けなかった。計算して書くのは難しいです


------------------------------------------------------------------------------------------------



 魔物の群れに向けて魔法を放つ。サンダー・ジャベリン。文字通り雷の槍だ。スキル弱点看破で目に映るのは相手の眉間みけんだ。そこに標的化ターゲッティングして狙いを定めて魔法をコントロールする。もう敵の数に合わせて発動できるくらいにはなった。超成長の恩恵だね。


 ズドン! バチバチッ! バリバリバリィ!!

 

 眉間を射抜かれながら追撃で電流が敵の全身を駆け巡る。今相手にしているのはビッグ・ボア、所謂でっかい猪だ。食べると美味いらしい。10頭程の群れだが、3頭急所を外してしまったのでまだまだコントロールが足りないな。仕方ない、残りは武器で対応しよう、鞘から抜き取ったのは女神刀。さすがに和名の日本刀には横文字は使わなかったみたいだ(笑) アリアさん、分かってらっしゃる。


 まだ『抜刀術』は難しい、鞘の中で摩擦を起こし剣閃スピードを上昇させるということだが、刀剣を鞘から抜き放ち、さらに納刀に至るまでをも含めた動作が、高度な技術を有する武芸として成立しているくらいだ、一朝一夕で出来るものではない、普通に振り回すのがまだ精一杯だ。


 残りの猪に向かって加速する。丁度3頭魔法で痺れて眼前に並んでくれている、


「アストラリア流かたなスキル」


 弱点の眉間に向けてほぼ同時に瞬速の3連撃を1頭に1撃ずつ放つ、虎のツメの如き三連撃。


虎爪閃こそうせん!」


 ザザシュッ! ザヴァァーン!!!


 全て的確にヒットした。断末魔とともに巨体が崩れ落ちる。


<レベルアップしました、スキルの更新を行います>


 お、レベルも上がったな。


「ふう、結構頑張ったな、ちょっと休憩しよう」


 自身に新しく習得した気配遮断と物理結界に魔法結界を張る。俺の存在が認識されにくくなる。透明人間みたいなもんだ。とりあえず狩ったビッグ・ボアを片っ端から異次元収納庫ストレージに突っ込む。アリア曰く、


《狩った魔物は体の部分が素材になったり、食材になったりしますからー、街のギルドで売って路銀に代えましょう。その時についでに冒険者登録をしておくといいでしょうねー》


 ということらしい。なので最初に倒したクマさんから全部そこに突っ込んである。ちなみにこの中に入れている間は時間の制限がないらしい。新鮮なままお届け可能なのだ。クール便のようなものだということにした。そしてどのくらいものが入るのか聞くと、地球くらいの星一個分くらいじゃないですかねー? と適当な返事が返ってきた。そしてもし家を買ったりしたら家ごと持ち運べるからどこに行っても自宅に帰れますよー(笑)とのこと。謎テクノロジー、やっぱ異世界すげーわ。


 ちなみに今は街道の近くの広々とした場所に移動している。ちょっと小高い丘みたいなところだ。森の魔物は狩り尽くしてしまったため、こちらまで移動してきたのだよ。それに森の中で火魔法は燃え移ると危ないからね。俺は自然に優しい男なのだ。


 頭に手をやって、足を組んで仰向けに寝転がる。そろそろ日が暮れてきたな。美しい夕暮れだ。景色の素晴らしさを堪能するだけでも転生した甲斐があるなと思う。寝転んだ草の上も気持ちがいいし、懐かしい感じがする。


「今日はこのくらいにしとこうかね。ほぼ丸一日バトルしてきたし、学ぶことが多すぎて結構疲れた。情報量が多過ぎる」

《そうですねー、転生初日なのにかなり頑張りましたし。魔力コントロールに武器の扱い、魔法の練習と、努力家ですよね、カーズさん。レベルもかなり上がっていますからあとで確認しましょう》


 そうなのだ、アリアのスパルタ修行でかなり色々出来るようになった。さすが女神様、教え方も教師をやってた自分よりよっぽど上手いと思った。多少ざっくり系だけど。最初は酷いものだった、走るスピードも制御できずに岩壁にぶつかるし、魔力制御を誤って魔法で森林破壊しまくってしまった等々。それでも人間って慣れるものなんだなーと思う。徐々に感覚が掴めてしまう。これぞ慣性の法則? 学習するもんだなあ。


 先ず、大体魔力なんてものは地球にはないんだ。それを操ることなんて初めての試みだった。呼吸するときに酸素が体中を巡り、血液が循環するのを感じることはなんとなく分かる。それと同じ様な感覚で魔力を感じるようにするということだった。……ぶっちゃけ難しいし意味わからな過ぎた上に、何時間か座禅を組んで練習させられた。


 『流れが分かればあとはギューンと練ってドーン! と出しますよー』、と最後の部分だけがざっくりなのだ。とりあえず自主練をした方がいいだろうな。

 後は剣技というか格闘に関してだが、こればっかりは実践で感覚を覚えるしかないので、初歩的な型、構えや足の運びを習った。『最後にグッと踏み込んでドン! ですよー』と、やはり肝心なところがざっくりなんだよ。

 うん、やっぱ俺のが教え方上手いわ、前言撤回。バトルの中でアドバイスを貰う程度が調度良い。ということで疲れたー。


(そういえば空腹感も特にないし、喉もあんまり乾かないな。あれだけ動き回ったのに)


 目が覚めた時は多分まだ午前くらいだったと思うし、今はもう日が暮れていっているというのに。謎だ。まーたアリアの因子? のせいかもな。


《カーズさんの肉体は主に魔力が動力ですからねー。これも私の因子の影響でしょうけど、飲まず食わずでも魔力さえあれば特に問題はありません。ただ飲食しない代わりに魔力がその分消費されますから、食べた方がいいでしょうねー》

(てことはどんどんMPが減ってるってことか? ヤバいじゃん、MPなくなるんじゃないのか?)

《一応装備に自動回復オートヒール機能があるので、普通に生活する分にはさして問題ないですよ、毎秒HPとMPが100ずつ回復していますから。戦闘とかで膨大に消費しなければ枯渇することはないでしょうねー。使い過ぎるとMPがマイナスになります。そしたら男性の体が維持できなくなりますし、回復するまでステータスが下がった状態になりますねー(笑)》


 マジかよ……、マイナスとかあるのか? そいつは新しいな。でも気を付けるに越したことはない。そんな状態で襲われたりしたらシャレにならん。人前でやり過ぎるOVERKILLするほどMP消費する技を撃つのは避けよう。貞操の危機すら感じる。てか笑い話じゃねーよ!


(じゃあこの装備外したら、要するに勝手にMP消費されんの? 今の口振りから男の状態でいるのに魔力消費してるってことになるんじゃないか?)

《おおっ、鋭いですねー! ビンゴです。だから休むときは女性の体に戻った方がベターですね。一応自動回復オートヒール機能の付与された部屋着とか寝間着もありますけど、ネグリジェ&ワンピースの女性用普段着とパジャマ&パンツルックの男性用どっちが欲しいですかー?》


 ダメだこいつ……、沼に誘ってやがる。早く何とかしないと……。


(……男性用で。てか事あるごとに女にさせようとすんな! 俺は男なんだよ!)

《そんな美人な男なんていませんよ(笑) 鏡見直しますか? もう私と姉妹になってお姉ちゃんって呼んでも構いませんよー(笑)》


 いい加減にしろよ、(*´Д`)ハァハァしやがって。調子に乗ってやがる。


(お前がそういう設定にしたんじゃねーか! もう俺は風呂にも入れねーよ、服脱げないってことだろ?)

《あははー、仕方ないですね。ではMPを維持するアクセサリーでも差し上げますねー。指輪リングなら問題なくずっと着けていられるでしょうしー》


 そんなものあるなら最初からくれ。絶対このやり取りしたかっただけだなこいつ。


(俺で遊んでるだろお前……。もったいぶって)

《あ、バレましたー? じゃあリングと普段着両性用セット、プレゼントです。異次元収納庫ストレージに入れておきますから気分で変えて下さいねー》

(リングと男性用だけで良かったのにな……、はあー。女になりたい気分とかないから)


 とりあえず指輪を取り出す。そして鑑定。


<アストラリア・リング(S:カーズ専用)>

物理耐性:100

魔法耐性:100

付与効果:自動回復オートヒール(S:100/秒でHP・MPを回復する)

    : 状態異常耐性(S)


 またSランクか、すげーな。そして右手の中指にはめる。ちなみにどちらの普段着もSランクだった。もう普段着で戦えるんじゃねーの? 女性用もわざわざ見たのかって? 一応だよ、一応! 気になってるわけでも興味があるわけでもないからね。ただの好奇心だよ好奇心! 同じだね、取り乱したよ。


《では遅いですしー、街にでも行きますかー? 宿も空きがある内にー》


 ……少し考える。ここから丘を下った辺りに壁に囲まれた街が見える。今からだと日が沈むころには着くだろう。だがこの綺麗な空の下、気持ちいい草の上でゴロゴロしていたいし多分満天の星空が見えそうだ。気配遮断も結界も張ってるし。急ぐこともない。


(いいや。別に急ぐ目的もないし。このままここで寝転んでたい。装備のおかげで体はキレイに保たれてるし、不快感もないし快適だしね)

《そうですねー、確かにのんびりしても問題ないでしょう。おしゃべりしながら野宿しましょうか。私も一応結界張っておきますしー》

 

 そういえば精神だけを飛ばしてるのになぜここに結界張れるんだろうか? その内聞いておこう。


(ありがとうアリア。そんじゃ話でもしながらのんびりしようぜ。神様と話せるなんてそうそうないんだし)


 ふふっとアリアが笑う。


《確かにそうですねー、私も下界で人間と話すなんて何千年もなかったですし。私のことをお前呼ばわりするのなんてカーズさんくらいですし、貴重です(笑)》

(あー……、悪ノリしてるときに言っちゃったな。どうもすいません)

《いえいえ、それくらいざっくばらんな方が私も楽しいですし。その内駄女神とか言われちゃいそうですねー(笑)》

(そっか、なら良かった。駄女神って呼ばれたいなら言うけど(笑) フリなら乗るよ? でもまだそこまでのポンコツ感は出してないよね?)

《では呼ばれないように頑張りますよー。何でも聞いて下さいなー》


 何でもかあ……、て言うか知らないことばかりだもんな。何から聞いたもんか……。少し独り言ちてから、まずはこの世界については知っておくべきだよな。確か『ニルヴァーナ』って言ってたよな、ロックな世界なのか?


(まずはこの世界についてかな、価値観とか世界観とか?ファンタジーなら魔王とか勇者とかそんなのもいるのかとか? この世界の常識ってやつを俺は知らないし)


 聞いたくせにやけにふわっとした質問だ。もうちょい具体的なことを聞いた方がよかったかも知れないなあ……。


《中々に漠然とした質問ですねー》


 ほらな、もし俺が『地球ってどんなの?』って聞かれたらやっぱ困る。ふわっとして範囲が広過ぎる。


《とりあえずこの世界は『ニルヴァーナ』と呼ばれていますとは先程述べましたね。意味はご存じですかー? 確かカーズさんは外国語の教師でしたよねー》


 外国語って言ってもたくさんある。俺が知ってるのなんてたかが知れてる。まあでも普通の人よりは知識はあるつもりだが……。


(サンスクリット語で『涅槃ねはん』とか、『吹き消す』とかいう意味じゃなかったかな? 仏教関係の言葉だったと思う。詳しくはないけどさ)


 元々インドとかの仏教的な感じの言葉だ。しかも古代の。それに響きが厨二ぽいからゲームとかでもよく聞く。深い意味は知らない。ちょっと調べた程度だ。


《博識ですねー、地球だと古代インド・アーリア語に属する言語で、インドなど南アジアや東南アジアにおいて用いられた古代語ですねー。文学、哲学、学術、宗教などの分野で広く用いられています。ヒンドゥー教の礼拝用言語でもあり、大乗仏教でも多くの仏典がこの言語で記されていますし、現在もその権威は大きくて、現代のインドでも憲法の第8付則に定められた22の指定言語の1つですねー。この附則が制定された時に指定された15言語にサンスクリットはすでに入っていて、インドの紙幣にもサンスクリットでの金額記載は含まれていたりもしますよー》


 おぉ……、すげえ。さすが神様。全然知らなかった知識をペラペラと。伊達じゃないな。ちょっと尊敬する。


《では『涅槃ねはん』とは何だと思いますかー?》

(えーと……、確かお釈迦しゃか様が沙羅双樹さらそうじゅの下で、寝転がって入滅にゅうめつする、要は死んだってことだろ? 死ぬって意味か?)

《まあ大体は合っていますね。釈迦が入滅した際に、ロウソクの火が静かに消えるように亡くなったことから、涅槃という言葉を使ったと言われています。その様子から『吹き消す』という意味もあります》


 ん? じゃあこの世界は滅びたって意味になるのか? なんか物騒な話になってきたぞ。でもこんなに自然がいっぱいあるし。地球より絶対緑豊かな気がする。


煩悩ぼんのうの火が消えて、人間が持っている本能から解放され、心の安らぎを得た状態のことを指しますねー。仏教が理想とする『悟り』の境地であり、実際には『死』を表す言葉でもありますねー》

(それがこの世界とどう関係するんだ? まさかファンタジーやらによくある、先史文明が滅んでその後一から作られた世界ってことか?)


 そんなのよくあるテンプレの世界観だ。でも実際にそういう世界に自分が存在してるっていうのは少々うすら寒い気がする。


《そうですねー……、地球の人間たちの発想とは非常に突飛です。そういう設定を空想し考えて作品にしたりするんですからー》


 おっと、どうやら本当らしいぞ。ちょっと怖くなってきた。


(で、それが本当だったとして。その先史文明はどうやって滅んだんだ? 地球みたいに核戦争とかでもあったのか? それで全部滅んだとか、自然破壊で人間やら全て絶滅したとか? でもそれだと『悟り』とは言えないんじゃないか? 自業自得だろ? 俺も地球はもう滅ぶとは思ってるけどさ)


 地球の環境汚染やら、核実験の被害なんか滅茶苦茶だ。今でもどこかで戦争や自然破壊は起きている。大国が戦争を起こしていたし、核戦争になるのなんてその権力を持った人間の采配一つでどうとでもなる。


《ここから先は禁則事項になるのですが……。カーズさんは私の因子を持った半分神のような存在なので、口外しないという約束付きでお伝えします。いいですかー?》


 口外なんてしない。ていうかできる人もいないし。ぶっちゃけここ最近は誰かとつるんだりするのも好きじゃなかった。それにここまで聞いたら最後まで聞きたいし、知っておくべきだ。俺が今生きている世界なんだし。


(しないよ、そんな大それた話。それに誰も信じないだろ。DQNと思われたくないしな)

《それを聞いて安心しましたー》

(大丈夫だって。やっぱり核戦争? それとも自然破壊?)

《……、大虐殺……です》

(!?)




★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★


<カーズ(・ロットカラー) ∞歳(18~20歳相当)男 魔法剣士ルーン・セイバー

称号  :女神の戦士

Lv   :52(+50/装備補正)

HP   :3780(+500/装備補正)

MP   :5800(+500/装備補正)

筋力  :230(+250/装備補正)

敏捷  :350(+150/装備補正)

魔力  :4200(+350/装備補正)

物理耐性:250(+2750/装備補正)

魔法耐性:350(+2750/装備補正)

幸運値 :125(+100/装備補正) 

<装備>

<アストラリアソード(S:カーズ専用)>

物理攻撃力:1250

魔法攻撃力:∞(込めた魔力量により最大値増加)

<女神刀(S:カーズ専用)>

物理攻撃力:1250

魔法攻撃力:∞(込めた魔力量により最大値増加)

<アストラリアナイフ(S:カーズ専用)>

物理攻撃力:1250

魔法攻撃力:∞(込めた魔力量により最大値増加)

<バトルドレス(S:カーズ専用)>

物理耐性:1200

魔法耐性:1200(込めた魔力量により最大値増加)

付与効果:自動回復オートヒール(S:100/秒でHP・MPを回復する)

     :状態異常耐性(S)

     :魔力ヴェール(S:物理/魔法防護膜を自動展開/

              込めた魔力量で範囲/効果上昇)

     :HP+500

     :MP+500

     :筋力+150

     :敏捷+150

     :魔力+150

     :物理耐性+150

     :魔法耐性+150

<ドラゴングローブ(S:カーズ専用)>

物理攻撃力:1250

魔法攻撃力:∞(込めた魔力量により最大値増加)

物理耐性:550

魔法耐性:550

付与効果:衝撃追加アディショナル・インパクト

     (S:竜の息吹ドラゴンブレス:込めた魔力属性のブレスが発動)

     :筋力+150

<ペガサスブーツ(S:カーズ専用)>

物理耐性:350

魔法耐性:350

付与効果:飛翔フライ(魔力を込めると発動) 

<グリフォンプレート(S:カーズ専用)> 

物理耐性:550

魔法耐性:550

付与効果:魔力+150

     :幸運値+100

     : Lv+50(S:レベル上限アップ)  

<アストラリア・リング(S:カーズ専用)>

物理耐性:100

魔法耐性:100

付与効果:自動回復オートヒール(S:100/秒でHP・MPを回復する)

    :状態異常耐性(S)

<アクティブスキル>

アストラリア流格闘術(全武器対応/奥義×)

聖魔法(A)

闇魔法(B)

火魔法(A)

水/氷魔法(A)

風/雷魔法(A)

土魔法(A)

時空魔法(B:空間転移)

空間魔法(A:異次元収納庫ストレージ)

召喚/テイミング(B)

鑑定/弱点看破(S)

空歩<瞬歩

追跡(S)

探知/逆探知(S)

鷹の目ホークアイ

千里眼せんりがん

気配遮断(S)

標的化ターゲッティング

魔法/武具創造(A)

精神耐性(SS)

明鏡止水めいきょうしすい

未来視プリディクト・アイズ

魔眼:魅了テンプテーション(込めた魔力属性で様々な幻覚を見せる)

通信/念話

物理結界

魔法結界

<パッシブスキル>

アストラリアの加護(SS:全耐性大幅アップ/日に1度致死ダメージ無効化)

偽装フェイク(S)

隠蔽(S)

言語理解(S)

交渉術(S)

並列同時思考

自動回復オートヒール(装備重複SS:200/秒でHP・MPを回復する)

超成長(経験値/スキル)

経験値共有(PTへ分配)


★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★




------------------------------------------------------------------------------------------------

 ちょっとシリアスな話になってしまいましたが、この世界の成り立ちや謎が明らかにされていく最初の段階です。


 続きが気になる方はどうぞ次の物語へ、♥やコメント、お星様を頂けると喜びます。執筆のモチベーションアップにもつながります! 

一話ごとの文字数が多いので、その回一話でがっつり進むように構成しております。

<宣伝再掲>

AmazonのKindleで発売開始しました。

第三章の完結まで。今のところ全5巻です。

今後も刊行していく予定です。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る