6月29日(水)
彼女のために花束を購入した。少し奮発して薔薇の花束を買った。明日、彼女がどんな顔をして喜んでくれるのかが楽しみだ。
明日は彼女が家に来る予定なので部屋を掃除することにした。洋服の整頓をし、昔来ていたダサいシャツたちは全て捨てた。もちろんこれらの服を着ないという理由もあるが、彼女のためのスペースを確保しておきたいという理由もあった。キッチンを掃除しながら、彼女がここで料理をする想像をし、お風呂掃除をしながら、彼女と……いや、これは書くのはよそう。とにかく掃除をするたびに彼女との思い出がここで出来上がっていくのかと思うと胸が高鳴った。
僕は彼女と生きることに決めた。それがどんな茨の道であろうと、だ。
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