第16話
最近異世界に召喚されたお兄さんは魔法使いの適正があったナイトである俺はそいつと一緒に旅をする
十六話 前回のあらすじ 勇者一行は、大賢者に敗北し、落ち込んでいた
そして
ノクト平原でのクエストを行うのであった
「さてと、着きましたね」
「うむ」
「さてと、早速始めますか」
そうして、勇者一行は、鎧のような姿をしている大きな蟻の魔物を見つけた
「あれが、アーマーアントか……」
「よし、行くか」
「はい」
しかし、中々攻撃が当たらない その時、勇者は思った
(あれ? もしかして俺が弱いだけ?)
そこで勇者は考えた
(そうだ! こういう時はステータス確認すれば良いじゃん!)
そう思い、勇者はメニューを開きステータスを確認した。
(よし! 俺が弱くてあいつが強いだけだな! 俺が弱かったわけじゃないぞ! うんうん!)
そして勇者は、もう一度アーマーアントの方を見た。
すると、そこにいたはずのアーマーアントの姿はなかった。
「え? どこに行ったんだ?」
勇者はあたりを見渡した
後ろから攻撃されすこし背中を切ってしまう
「いてぇ~!」
「勇者さん! 大丈夫ですか!?」
「ああ、問題ないぜ」
「それより早く逃げないと!」
「ああ!」
そう言いながら勇者達は逃げた
「くそぉ! どこ行きやがった!」
「勇者さん!落ち着いて下さい!」
「でも、このままだと全滅だぞ!」
「くっ、確かに……」
「こうなったら、俺が囮になる、その間にお前らは逃げるんだ!」
「何を言っているんですか!?」
「お前達が無事ならそれでいい」
十六話完
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