第582話 2024/09/22 ㈰ いけしゃあしゃあ

 午後四時半起床。階下で会話の声がする。アレ?今日はヘルパーさんの日だったかなと、階段を下りてドアを開けると、弟嫁が満面の笑みで「お兄ちゃんこんにちは!」。食卓を見ると弟がいた。挨拶を寄こしてこない。私も無視する。よくよく、食卓を見ると、母が彼に伊万里焼のぐい飲み一個5千円のやつを四個、包んでやっていた。頭に来た。こいつら、何も介護しないで、よくいけしゃあしゃあと伊万里をもらえるものだなと。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る