第476話 06/13 ㈭ 悟れない

 今日は作業短く感じられた。いつもこれくらいなら良いんだけどなあ。仕事が終わり、いつものチューハイ。アクセサリー屋さんに寄って870円のネックレスを購入。このお店バッグも置いているのだが、ネットで取り寄せているとの事。駅デパで買い物。帰宅。カレー。爆睡。また、起きてカレー。父親が電気ケトルのお湯が入っていないと怒る。


 「あ、また入ってない。いつも満タン入れとけよ!」


 「はい」


 知るか!俺は全然お湯なんか使ってないわい。使っても朝の紅茶一杯だけじゃ!それにやな、なんでいつもお湯を満タンにする必要があるんや。足りへん思うたら、自分で水入れて沸かしたらええやないか。小姑みたいなことばっかり言いやがって。この前はこの前で、


 「菓子パン買ってきたか?」


 「買ってきたよ」


 それで、ありがとうとのとも何とも言わずテレビ。また、昨夜は昨夜で、


 「明日、生ごみの日やで」


 「はい」


 「生ごみ!」


 「ハイハイ」


 分かっとる言うんじゃ!返事しとろうが!


 こんな奴が「悟り」を開きたいという。無理無理。悟りは開けないと悟るなら話は別やけどな。今度、悟りの話になったら、お父さんに悟りは無理だと思うとはっきり言ってやろうと思う。



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