第448話 ㈭ ほんま腹立つ。クソ爺早よ死ね!

 夜なかなか眠れず三時ごろ就寝の八時半起き。車でクソ爺を病院に迎えに行く。


まず、受付に行って先日の、


「車で病院に行き、私が父親の付き添いで入院のための受付で順番を待っていた。順番が来て、看護士さんが入院患者の書類と腕にはめる氏名と生年月日が書いたプラスティック(?)製のブレスレットを渡してくれた。看護士さんが確認のために氏名と生年月日を言ってくれという。すると、父親が、


 『そのブレスレットに書かれている通りです』


 『いや、そうじゃなくて確認のためですから言ってください』


 父親が十秒くらい考え込んで、また


 『だから、そのブレスレットに書かれている通りです』


 これには、看護士さんも相当頭に来たようで、顔面を紅潮させて額には血管の筋が浮かんで見えた。なぜ、素直に氏名と生年月日が言えんのか。どうせ、何かやらかすだろうとは思っていたが、付き添いしているものとして恥ずかしい。はあ、嫌だいやだ」


 で、クソ爺の非礼を看護士さんに詫びに行った。これは、弟が謝りに行った方がええでというのを母親も同意して私に謝りに行かせてのだが、そもそもなんで俺が謝らんといかんのじゃ!それで、クソ爺が帰宅して、母親と私と三人で夕飯食ってるときにその父親の非礼の話になったから、「俺、謝りに行ったで」と言うと母親がもうその話はいじゃないのと言う。あのな、アンタが謝りに行けって言ったから謝りに行ったんやないか!何言ってんねん!俺がバカみたいじゃないか!やはり、 「そのブレスレットに書かれている通りです」とクソ爺が言ったときに、ちゃんと口頭で言えと注意すればよかったのだが、なにしろ私は子供の頃から父親に暴力を受けていることがトラウマになっていて怖いので口が出せない。クソ爺ほんと早よ死んでくれんかなあ、と思うのだが今回の手術が成功してまたこれで長生きか。うんざりだ。母親も病気なのだが、十中八九母親の方が早く死ぬ。そうすると世界で最も嫌いな人間、すなわち、父親と一つ屋根の下で住まないといけない。ただ、20歳の愛猫が死んだら、私はこの家を出ていく。クソ爺の介護なんてまっぴらごめんだからね。

 

 話は、前後するが今日は昼から会社に行ったのだが、強烈に眠くあまり仕事ははかどらなかった。仕事が終わって、同僚とほろ酔いで乾杯。駅デパで買い物。夕食は、私は上海太巻き、ポテトサラダ、赤飯、豚汁。また、あしたから甲田食に戻します。

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