九龍懐古

食物 33

羅漢果茶

羅漢果はウリ科のつる植物の実。乾燥させた実を砕いて煎じ羅漢果茶として飲む。効能は喉や肺を潤して咳を鎮める作用など。羅漢果自体に甘味があり、飲みやすい味なのでゴクゴクいける。

金錢雞

ＢＢＱポークや豚バラ、鶏肉レバーを層にし挟んだもので、伝統的な広東料理のひとつ。砂糖とリキュールで煮込んだ肉が重なり合い各層が調和して奏でるハーモニーは絶妙な美味しさ。

鳳梨蝦球

大ぶりのエビにサツマイモ粉をまぶし油で揚げた後、パイナップルと一緒にマヨネーズで炒める。台灣で有名。マヨネーズは甘く独特だが、パイナップルの甘味との組み合わせが食べているうちに癖になる。

鹹魚炒芥蘭

鹹魚は塩漬けにした魚を干して発酵させた品、鉄分やミネラルも豊富。塩分が強いので刻んで調味料代わりに使ったりも。少量の油で炒めて旨みを引き出す。

芥蘭は菜の花に近く、しっかりした茎が美味しい野菜。麺や粥の具にしたり付け合せにしたりはもちろん、飲茶やディナーの単品料理としても人気。

花旗参茶

花旗参は‘アメリカニンジン’と呼ばれる薬用植物で、根の部分を薬用に使う。朝鮮人参に似た強壮作用と解熱鎮静作用があり、ほてりやのぼせが見られる時には最適。身体を疲れにくくし集中力を高める効果が期待できる。味は土砂。