常夜灯とスイートホーム・後
過日残夜8
大帽山の丘へと
社長と名乗る男は死んだ、強制労働させられている人間達も1度は解放されるはず…そのあとのことはわからないが。こんな
更地に残してきた諸々は目撃者無しなのでほったらかし。今夜の出来事をあまり他言しないように
俺達のホーム・スイート・ホーム。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
「頼む、この通り!!
目の前で両手を合わせ、ペコペコと頭を下げる男。俯く度に薄くなった頭頂部が見える…育毛剤、オマケでつけてあげようかしら…思いながら
「だから、俺じゃなくても居るじゃない。
育毛剤を手渡す
先日
それなら確かに例の
「あら、
「なんや開口一番?」
お土産の期間限定
「って訳で。お手伝い宜しく、パワー系」
「誰が言うとったんそれ」
「
「やろな。俺とお前に対しての認識ズレとんねん
「俺のは1ミリもズレてないから!こんなに
「ちょぉ黙ってもろてええ?」
でも
「のんびりで構わないよ。どうしてだい?」
「墓参りやろ。花飾ったったほうが、見栄えエエんとちゃう?
答えて
「ありがとう
「なに?五十肩?」
変なポジションで固まる
「
「じゃ俺は工具の用意でもしましょか。石削ったことないから出来栄え期待しないでね」
「おやつ持ってく?」
「
賑やかなほうがきっといいと
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