ラムネと紫荊花・後
日常茶飯8
互いにチョロチョロと近況報告や情報交換をし、プッシャーと別れると花街の方へ足を向ける
店に着いて部屋に上がり、漢方をテーブルに置く。
「喜んでよ
「喜ばせたいならまずツケんなよ」
「ごもっとも」
当然な言い分。納得する
「あれか。
「あ?うん、そうそう」
今朝──というか午後──
「なんなのあの花?可愛いじゃん」
「
「
「全員それ言ってんな」
いきなり帰り支度をはじめる
中流階級側の商店街へ行き、花屋を物色。無難なやつは何かな。
ところで
ソワソワしつつ【東風】へ帰り着くも、
「あれ?
「おかえり!!花買ったからソッコー帰ってきました!!」
「え、俺も買った」
お互い
「あれ、カブっ…た!!良かったぁ!!」
喜ぶ
「いいじゃんいいじゃん、飾ろう」
「どこ飾る?」
「どこでもいいよ、
かくて2輪の
後日、
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