第十五話

僕とリクトを始めとする飛び級試験を受ける人間はまず筆記試験を受けた。筆記試験はとても簡単で本来の制限時間は120分だったが10分で終わらせた。そして実技試験の会場に移動した。僕とリクとはまっている間話していた。

「レオ殿下、お前天才だな。テストあんなに難しかったのにすぐに終わらせてしまうなんて。俺なんて全て解けなかったぞ」

「そうか僕にとってはとっても簡単だったよ」

「次120番レオナルドリンガリアフォン ローザム殿下」

「じゃあ僕は行くよ」

「頑張ってこい」

「殿下、私と模擬戦をしてください。」

「コインが落ちたらはじめとする」

コインが落ちた。

「はじめ」

僕は剣を持って試験官の方へ走った。そして剣聖スキルの武技絶対防御を発動した。僕の周りは黄金の光に包まれた。そして試験官はカウンターを入れようとしてきたが僕の周りの光に阻止されて僕は試験官の首に木建を当てた。

「レオナルド殿下の勝ち」

「僕は合格ですか」

「テストの成績にもよるけれど剣術に関しては文句なしの合格だよ」

「ありがとうございました。僕はリクトの模擬戦が終わるのを待った試験官は10人ほどいた。そしてリクトの模擬戦ももうすでに始まっていた。リクトは試験官に何本か入れていたけれど負けた。

「レオ殿下お前すごいな試験官を倒すなんて。あの試験官元sランクぼうけんしゃの無敗の剣聖レクターだぞ。」

「そうだったのか僕は知らなかったよ」

「俺は冒険者になりたかったからな」

「次の試験場に行こう」

「そうだなレオ殿下」

僕達は魔法訓練場についた。

「よく来られましたな。卒業資格習得試験をはじめます。」

「頼んだぞロードブル伯爵。」

「はっ」

「ではまず殿下最大威力の魔法を売ってくださいと言いたいところですが殿下が売っては大変なことになると思うので、異世界を作ってください。そしてその中でうってください。」

「わかった。空間想像」

僕は何もない空間を作った。

「殿下その中に入ってうってください。あとちゃんと結界を私と殿下に貼ってください。」

僕とロードブル伯爵は中にはいった。

「われここに魔力を対価としてすべての属性の精霊を集めん、そして全てを混ぜよ、終末魔法。」

「さすが殿下と言いたいところですがこの魔法やばいですね。まあ文句無しで合格です。」

「ありがとうございます」

「さてリクトくんリクトくんも自分の最大威力の魔法を売ってくれ。」

「僕が結界をはるから安心しろ」

僕は無詠唱で結界を張った。

「わかった。吾魔力を対価として火と風の精霊を集めん、それらを混ぜてカッターワイアーストームを構成せよ」

ものすごい爆発が起こったが結界に邪魔されて止まった。ただクレーターができていたた。

「時間逆行」

「リクトくんも合格だ。成長したね。殿下、魔法で直してくれてありがとうございます。これで卒業試験は終わりだ。結果は1週間後に出る。」

「「ありがとうございました。」」

僕達は寮に帰った。

「またな」

「またな」





「殿下どうでしたか」

「簡単だったよ、ミカ」

「それは良かったですね。では溜まっている執務をやってください」

「っちぇ」

僕は執務をやらさせられた。

















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